筑波ロードレース選手権第4戦

筑波ロードレース選手権シリーズ第4戦
JP250 Presented by DUNLOP
ENDLESS TEAM SHANTI
藤平康人
予選:11位 決勝:10位
CBR250RR DREAM CUP
CLUB SHANTI
鈴木洋一郎
予選:7位(1位) 決勝:1位(1位)
大谷聡
予選:13位(3位) 決勝:12位(3位)

いよいよ筑波ロードレース選手権も最終戦です。天気が微妙な中、ST600の平野は欠場。JP250の藤平と今年から始まったCBR250RR DREAM CUPにHONDA CBR250RRにて鈴木・大谷が参戦しました。藤平はマシンをCBR300Rに戻し、苦戦気味な中、前日の練習から調子が上がらずベストにも程遠いタイムで走行。テストと練習不足もあるのでそれは致し方ないですが、それでも1秒落ちというタイムは決勝に向けて厳しい戦いになると思っていました。まずはCBR250R/CBR250RR DREAM CUPから。鈴木はレースの週の水曜日にマシンに初乗り。ベースセッティングは藤平が参戦していたものから少し変更を加えただけでした。練習からどんどんとタイムを伸ばし、予選は7位でクラス1位。今年はもてぎのCBR250R DREAM CUPに参戦していたので、ある程度はレースに慣れてきたところ。初めての筑波スプリントレースでした。大谷は筑波ツーリストトロフィーを経て今回のレースに参戦。自己ベストを練習から出していましたが今一つ伸びずでしたが、それでも予選は自己ベスト。混走レースとはいえ、初めて中盤からのスタートとなりました。
CBRカップの決勝前には小雨がパラつき始め、レインももちろん準備していましたが、それでもドライのままスタート。鈴木は強まる雨の中、2気筒のアドバンテージを生かし周回毎にポジションアップ。大谷も中盤でバトルを展開します。残り数周となり鈴木が単独2位から一気にトップを奪い去り、そのまま筑波初優勝。スプリントレース初優勝を飾りました。レース歴1年半でこれはもの凄いことだと思います!感動しました!大谷はじゃっかん遅れましたが10位フィニッシュ。とても良い経験となったレースになったと思います。このカップ戦は来期から本格的にスタートするようですが、TEAM SHANTIとしては来期のカップ戦参戦予定はありません。このままJP250クラスにスライドし参戦する予定です。
JP250の藤平は予選でも苦戦。やはり2気筒勢の速さについて行けず、一時は上位まで上がりましたが、ずるずるとポジションダウン。少ない単気筒勢の中では割と上位にいましたが・・・。マシン自体もアップデートは行われておらず、現状維持に努めたマシン。最後になるであろうレースも頑張ってほしいところでした。迎えた決勝は完璧なレインコンディション。台風が近づくとあってどうしようも無いわけで。雨は得意な方でして、決勝前にマシンに大きくセッティングを変更。雨を逆にチャンスと見ました。大嫌いなスタートを今年イチでクリアし笑 オープニングラップはほぼ予選通り。このまま雨のアドバンテージを・・・と思いましたが、中々そうはさせてくれませんでしたね・・・。結果中盤で終わり、CBR300R最後のレースとなりました。この1年、単気筒でひたすら頑張ってきたことを考えればよかったのではないでしょうか?
これで筑波、そしてもてぎの予定していた全ての承認レースは終了となります。残るは鈴鹿・もてぎのグラチャンに鈴木が参戦します。あと耐久も出るのかな・・・?GROM CUPもあります。まだまだレースは続くわけですが、変わらぬご声援よろしくお願い申し上げます。


Photo by SATOSAN Spl Thx