全日本ロードレース選手権 第5戦 筑波

全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 筑波
ST600 Supported by BRIDGESTONE
TEAM ENDLESS by SHANTI SSM
平野ルナ
予選(1.2共に):26位 レース1:18位 レース2:21位




いよいよ前半の折り返しとなるホームコース筑波戦。全日本にはチーム設立から参戦しているが筑波は欠かしたことが無い。それだけ特別なコースでの全日本。SUGOの翌々週の開催だったがあの寒かった宮城県から一転・・・梅雨が明けちまった笑 連日35℃近いレースウイーク。それも2レース。正直過去例に見ない大変なレースだった。初日から暑さのせいもあり、タイヤとサスペンションに苦しんだが徐々に前戦の経験を生かしてアジャストしてきた。全体的にタイムは1秒くらい遅い・・・。転倒も相次ぐ。その中で予選はなんと26位。また26位。どうにもこうにも予選が悪い。予選と序盤の遅さだ。困ったもんだ・・・良い方向になったとしても本番で生きない。それは経験としてとりあえずは良いかな。ホームコースだけあって多くの声援を頂きました。応援団もありがとうございました!!
レース1。怖いスタート後の1コーナーを抜けて淡々と走る。集団から抜け出してアベレージは地方選手権時代より良い。しかし2レース制なので周回数が短い。あっという間にやってくる終盤。徐々に追いつきながらも前のライダーは目と鼻の先。そのままチェッカー。が、上位の転倒もあり18位でポイントを獲得できたことはとても嬉しい!素直に嬉しい!内容は悪かったがサバイバルレースと言われる筑波で生き残ったワケだ。忘れられないレースになったかな?
翌日のレース2。ポイント獲得したことで少し気持ちに余裕が出てきたか朝フリーでは悪くない感じ。マシンも良い。少々邪魔されたけれどもこれはまた後で書こうかな・・・。レース2スタート。伊藤レーシング古山選手にピッタリと張り付くがペースが良く抜くまでには至らない。そのまま前のペースに引っ張られあっという間に前方の集団へ。まぁつまり序盤が悪かったということで・・・。その後徐々に前との差を詰め終盤追いついた。ラストラップ。第1ヘアピンでまず1台。そして残るは最終コーナー・・・と思ったがなんとイエローフラッグ。ラインを合わせて立ち上がりでゼブラから並ぶ並ぶ・・・同タイムフィニッシュ。しかし写真判定で惜しくも21位となってしまった。が。レース2に成長を見せてくれたことが非常に嬉しい。ここで得た経験は必ず後半戦、そして来年に生きる。やはり何かを変えるのはホームコース。筑波様様でした。私としては非常に満足したこの筑波の全日本となりました。多くの皆さん本当にありがとうございました!!