鈴鹿4時間耐久ロードレース

2018鈴鹿4時間耐久ロードレース
ST600(INT)
ENDLESS TEAM SHANTI ESS RT
第1ライダー 澤村俊紀 第2ライダー 藤平康人 第1ライダー予選:9位 第2ライダー予選:27位 予選総合:17位(総合)11位(INT) 決勝:47位(総合)23位(INT)



今年も鈴鹿の暑い熱い夏がやって参りました!鈴鹿8時間耐久レースの土曜日に開催される鈴鹿4時間耐久レースに今年も参戦しました。ライダーはインターの澤村とナショナルの藤平。クラスはINTになります。これが決まってからINT2人のライダーが組めることがわかり・・・少し不利ながらもチーム力で突破してやると意気込んでいきました笑
レース前のテストから澤村も藤平もイマイチ波に乗れないのかタイム的には非常にマズく・・・藤平に至っては懸念していました。とりあえずのタイム設定と車体の作り込みからウイークがスタート。木曜日の時点では台風が来ることが分かっていたので雨も想定していました。とりあえずは良い方向に木曜日は進み、金曜日の予選が第2ライダーから始まります。ST600クラスなのでレギュレーションでは予選はタイヤが1セットしか使えません。本当は澤村を第2ライダーにするべきだったかもしれませんが今回はこのオーダー。元々藤平にはアタックラップ3周と告げていましたが、ベストベストできた3周めの中盤になんと赤旗・・・笑 ツイてないときはツイてないものです・・・。そのままタイヤ温存し、第1ライダーの澤村に予選を任せます。第1ライダーグループの予選が始まったのは時間が押した18時から。ナイトセッションか?と思うくらい日が傾いていましたが、とりあえずの19秒台。ペース的にバラつきがあったので18秒はマストでした。結果的には17位と少し沈んでしまいましたがなんとかトップ10に食い込みたいところでした。
そして朝の早い決勝がスタート。それも台風の影響でレインコンディションから。今回の車両は雨でテストしておらず、大体のイメージでレーススタート。序盤こそペースが悪かったものの徐々にポジションを回復し14番手まで上がります。1回目のピットでライダーを交代します。ここではタイヤはレインのまま。雨が上がりそうな雰囲気だったがまだレインだった。藤平がコースインして計測では2周目。帰ってこない。情報を得たのは5分後くらいだった。急遽修復の準備に取り掛かり、ライダーを待つ。4耐は時間が短いので転倒すればほぼ復帰は難しいかと思っていたのだったが転倒したのがヘアピンだったのでいけるかもと思った。案の定、カウルの交換だけでコースイン。ライダーは藤平のままだ!給油をしていないので可能だった話だが、もう一度走らせてくれと言うので行かせてやった。乾いてきた路面をレインタイヤで走る。タイヤマハがドライタイヤを準備してきた段階でうちもドライに変えるためピットイン。しかしすでにここで55番手近くまでポジションを落としてしまった。今回のピット作業は事前に念入りにテストしてきたため速い!給油・タイヤ交換全てスムーズ。残り2時間でなんとかいけるところまで行こうと。
いよいよ終盤に差し掛かった4時間耐久。タイヤは全く問題ないが湿度がハンパ無かった。ライダーの疲弊と何よりこんなにもコンデイションが変わると燃費計算が狂う・・・。最後までもたそうとしたが、転倒後のポジションが悪かったため、ギャンブルせずに1回給油にピットイン。最後は澤村がゴールした。今回も多くの人に支えられ、サポートされ挑んだ4耐だったが僕らは準備が足りなかった。本当に6割くらいだろう。耐久レースだということを忘れていたわけではなかったが、スプリントでの頭が半分くらいあったな。チーム監督として申し訳ない。もちろんコストや時間が足りないのは重々わかっていたが、もっと何かできただろうと。準備するものがあっただろうと。悔しくてしょうがない鈴鹿のレースとなった。藤平も自責で落ち込むがお前は来週筑波のレースだ。前向いて頑張ってくれ笑そんな暇は無い笑
ESSのゴーグルは最高にかっこよく、ピットスタッフのアイプロテクションは見やすく最高だった。ESS JAPAN様本当にありがとうございました!せめてピット作業が完璧だったのは誇らしく思っています。また来年、俺らはチャレンジするぞ!

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ESS JAPAN
ENDLESS(WILDHOUSE)