全日本ロードレース選手権第4戦筑波

2019全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦
筑波サーキット
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木光来/HONDA CBR600RR
予選:RACE1 25位 RACE2 29位 出走台数39台
決勝:RACE1 24位 RACE2 20位

MFJ CUP JP250
ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:RACE1 3位 RACE2 6位 出走台数29台
決勝:RACE1 6位 RACE2 2位

J-GP3
ENDLESS TEAM SHANTI
柳沢祐一/HONDA NSF250R
予選:RACE1 26位 RACE2 26位 出走台数27台
決勝:RACE1 19位 RACE2 16位

全日本ロードレース選手権も前半戦最後のレースとなる筑波大会。今回はこのホームコースでもある筑波にはスポット参戦の柳沢を含めて3カテゴリー3台でチャレンジする事になった。ST600の光来は事前テストから乗り方のアジャストに取り組みそれが裏目に出て転倒が多かった。レースウイーク初日にもそれが出てしまいかなり不穏な空気となってしまった事は否めなく・・・。ただそれでも自己ベストを順調に伸ばしてくる。予選はA.B組と二つに分かれていたが、光来はA組。B組は最後の最後で雨が降ってしまい組の15位までの頭取りでの予選結果となってしまった。タイム的に速かった光来は後方に沈んでしまう・・・。レース1は久しぶりのレインレース。スタートは無難だったがペースが掴めず何も出来なかった。翌日のドライでのレースに期待していた。ドライとなったレース2は最後列グリッドから・・・。序盤なんと最後尾に落ちてしまったが(本人ビリとは気づいていない笑)徐々にペースを取り戻して前を行く集団に追いついて行くレース展開へ。が、短い周回数ではそこまで。上位のペナルティもあり20位で1ポイント獲得で終わった。
JP250の龍之介は事前テストから元気だった。事前での総合トップタイムを記録して2本目早々にハイサイドで転倒。マシン修復はこのレースウイークギリギリまでかかってしまった。マシンのダメージも見受けられなかったので予選はベストを更新しなんとかレース1はフロントロー。レース2は5番グリッドとなった。レース1はレイン。車体のフィーリングを掴めず前の集団に離されるばかりか、後方の集団にも追い上げられる。そしてそのまま赤旗終了。赤旗が無かったらもっと順位を下げていただろう・・・。レース2はようやくドライでのガチンコレースとなった。スタートは相変わらず笑だったが、気迫で先頭グループに割り入る。数周で3台のマシンでのトップ争いが始まり、ストレートで抜かれ1コーナーで抜き返す展開に。ENDLESSブレーキシステムのおかげだな♪ ファイナルラップでも競り合いは続き最後の最後。最終コーナー立ち上がりでしかけるも0.000秒差。同着だったが2位で終えてしまった。またしても2位。次こそはと。
10年ぶりに全日本のレースを走る祐一。こちらもレースウイーク初日にトラブルのため2本目が走れず。これはちょっと酷い人的トラブルだった。走行中に出なくて良かった。予選はセットを大きく振ってチャレンジするも振るわず下位に沈んでしまう。しかし、レース1の雨の中レインタイヤに好感触だったのか、祐一らしいレース展開をしてくれた。これぞ柳沢祐一というレースに地元の皆さんは楽しんくれたと思う。そしてドライのレース2。昨日の手応えを感じたのか序盤物凄い追い上げを見せる。あっという間に13位へ上がり集団のトップを快走する。見ていて楽しくなるレースだったよ。終盤少しタイヤの消耗に苦しんだか順位を落としてしまったが16位でしっかりとポイントを取った。

こうして全日本の前半戦は終わりました。ホームコースだけにもっと良い結果を求めたがこれが今の実力なのだとしっかりと理解して行こうと思います。オゴルコトナカレ。これに尽きる。まだまだ力が足りないのだ。そのためにもしっかりと準備しないとね。
全てのご協力・応援して頂いた皆さんありがとうございました!!