全日本ロードレース選手権第4戦AP

2020全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦
オートポリス
MFJ CUP JP250

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:1位(1位)
決勝:3位(3位) ※カッコ内はINTクラス


全日本岡山が中止になり、このオートポリス戦が実質2戦目となった全日本ロードレース選手権シリーズ。新型コロナの影響で日曜日に予選決勝となり1日多くテスト走行が設けられました。しかしながら秋雨前線の影響により九州は大雨となり、初日は濃霧により全セッションがキャンセルとなりました。
翌土曜日は快晴のオートポリス。2本のテスト走行でサイレンサー及び足回りの仕様を変更しライダーも1年ぶりとなるコース攻略い時間を使いました。昨年は3位となる結果で悔しい思いをしたサーキットだけに今回は勝つことを見据えて臨んだレースでした。
日曜日も快晴となり秋晴れのウイーク最終日。予選は単独でのアタックと決め、計測1周目から自己ベストを更新する走りをみせます。前日のテストより1.5秒ほどタイムを縮め、昨年より参戦開始した全日本ロードレース選手権MFJ CUP JP250クラスにて初のポールポジションを獲得致しました。
全カテゴリー最後のレースとなった決勝レースは夕刻の日の入り手前の時間となりましたが多くのファンが見守る中スタート。良い反応を見せた中村でしたが、1コーナーは2番手で通過し笠井選手との2台のトップ争いに抜け出します。時折トップに立つものの中々ペースの上がらないトップグループに追いついてきた3番手のマシンにも気づいておりましたが、いまいち攻めあぐねている中村。終盤になり完全に3台のトップ争いとなり最終ラップに隙を突かれて3番手に後退、ジェットコースター手前で必死にインを差しに行きますが立ち上がりの苦しい中村はまたも3番手に後退し最後の登りセクションに突入。抜き所の少ないセクターでなんとかインに付こうとラインを変えチャレンジしますが3位でフィニッシュとなりました。
課題だった予選が良かっただけに、一瞬のスキを突かれ突き放されてしまった非常に悔しいレースとなりました。次戦はホームコースでもあるツインリンクもてぎ戦。しっかりと結果を出せるようチャレンジして参ります。応援の程、よろしくお願い申し上げます。