もてぎロードレース選手権第2戦

2022もてぎロードレース選手権シリーズ第2戦
JP250(N)/ST600(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
JP250(N) 鈴木洋一郎
予選:2位 決勝:1位

SKY by SHANTI
JP250(N) 小林元
予選:11位(10位) 決勝:11位

Jr.TEAM SHANTI
JP250(N) 田中啓介
予選:2位 決勝:3位

ENDLESS TEAM SHANTI
ST600(N) 小野崎耕平
予選:13位(9位) 決勝:9位

もてぎロードレース選手権第2戦。梅雨の最後のような天候で、雨が降ったり止んだりと天候に翻弄されたレースとなりました。JP250からは鈴木・小林・田中の3台が参戦し、ST600クラスに久しぶりに参戦し、小野崎選手が初の600ccレースとなりました。比較的調子の良かったJP250組は前日の特別スポーツ走行でもベストに近いタイムで走行が出来、87号車は全日本MFJ CUPで使用している当チームのマシンと基本パッケージが同じで、前戦SUGOでのデータを活用したところ非常に良い状態に持っていけました。地方選と全日本は相互上手く活用できるのが当チームの強みでもあります。
予選は雨の影響が少しだけ残り、全体的にタイムは上がりませんでしたが常時1.2を形成していましたが田中がギア抜けによるトラブルとミスで転倒。非常に残念なこととなりましたが、チーム総出で修復。なんとか決勝レースに出場出来る事となりました。鈴木もタイムの割には調子が良く、決勝に向けて期待が持てる走行となりましたね。
クラブ員の小林も練習を積み重ねてきた事がようやく実り始めて、タイムはそこそこですが着実に速くなってきました。
迎えた決勝レース。またしても雨が降ったり止んだりの中でなんとかドライでレースを迎えました。スタートから飛び出した田中は一気にペースを上げ、2周目には独走体勢に入ります。後ろでは鈴木が2番手争いを展開し、1.2フィニッシュを目指します。鈴木はマシンアドバンテージがあったため、多少楽なレース展開となりましたが、食らいついてくるライバルを必死に引き離します。残り2周となったところで田中のペースがダウン・・・。シフトリンクのボルトが折れるという転倒が響いたトラブルで4速固定となり。2位3位に追いつかれますが、築いたアドバンテージを生かしてなんとか3位フィニッシュ。鈴木は最後引き離して初優勝という結果に終わりました。1.2とはいきませんでしたが表彰台で終えて非常に良い結果となりました。
小林選手は決勝少しとっちらかってしまい・・・なんとか走り切りました。まだまだ課題がたくさんですね。
ST600は小野崎選手が初レース。レース前の練習やテストは誰よりもこなしてきましたし、目標の59秒台を目指していきます。予選は自己ベストを大きく更新する走りを見せてくれましたが、惜しくも0秒5ともう一つでした。気温も上がりECUのセット含めたマシンのセットアップも問題がありました。ラップペースは悪くは無かったので、決勝に期待しておりましたが、スタートで後方へ沈んでしまい・・・追い上げのレースへ。1周ごとに前に出てレース展開が行われましたが、9位とST600初レースを終えました。現行のHONDA CBR600RRは私自身も初めての作業となり、ECUのセットはかなり大事です。距離の走ったエンジンでしたが、スピードはそれなりに記録していたので悪くは無かったかもしれませんね。まだまだ詰めどころがたくさんありますので後半戦に期待です。
もてぎ地方選手権も前半戦が終わり、後半戦に向かいますがJP250はシリーズチャンピオンに向けてしっかりと戦って参ります!!