全日本ロードレース選手権第7戦 岡山国際サーキット

2022全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦
岡山県 岡山国際サーキット
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI JP
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:3位(3位)
決勝:3位(3位)



TEAM SHANTIとしては・・・鬼門となるこの岡山国際サーキット。昨年は天候にも惑わされたものの転倒を喫してしまったレースでした。苦手意識の前にドライでの走行経験が少ないチーム/ライダーとしては非常に難しいレースウィークとなりました。近年稀に見る快晴となり全てのセッションがドライコンディション。初日から多くのセットアップを試し、ライダーの中村も岡山攻略に向けて始まりました。
地元勢の勢いもあるこの岡山で初日は4番手辺りとまずまずの調子に。車体の方向性は決まるが、その後もう少し・・・というのが足りない。ライダー共何度も話し合い様々なことにトライしていく非常に慌ただしい1日になりましたね。
台風の影響の心配もありましたが、予選はドライコンディション。早々に自己ベストを出して上向いている事を確認し、わずかなピットインでの微調整で再度アタックに向かいます。スポット参戦のKawasaki ZX-25Rが非常に速く、その後方にて上手くタイムを伸ばしましたが付いていく事が叶わず予選は3番手。岡山での以前でのリザルトを考えるとフロントローは重要でしたので最低限なんとか・・・というところです。
雨の心配もあり、グリッドにレインタイヤを持ち込みますがなんとか天気も耐えてくれてドライでの決勝レーススタート。相変わらず・・・反応が良いのですがその後が伸ばせずで5番手で1コーナーを抜けます。すぐさまポジションを挽回し、YAMAHA YZF-R3/Kawasaki ZX-25Rの後ろにピッタリと付けます。しかしながら上位2台が非常に速く中村も付いていくのが精一杯の中、トップ集団はメーカーごとの特性の違いで非常にアグレッシブなバトルとなりました。 終盤に4番手に落ちますが、最後はしっかりと前に出て3位フィニッシュとなり、念願の岡山での表彰台と最低限のポイント獲得を達成しました。
正直この岡山は苦戦を強いられることは予想していましたが、中村の頑張りもありランキングはトップを堅守し2位とのポイント差を広げる事が出来ました。 今大会も応援ありがとうございました!