全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 鈴鹿[シリーズチャンピオン!!]

2022全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦
三重県 鈴鹿サーキット
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI JP
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:–位(–位)
決勝:4位(4位)

年間ランキング1位 2022シリーズチャンピオン

全日本ロードレース選手権第8戦鈴鹿サーキット。シリーズチャンピオンがかかったランキングトップで迎えた最終戦となりました。昨年は優勝したこの鈴鹿サーキットにて今年は違う形で望む事となり、少し浮き足立つ感じもありましたが、私達が心がけたのは「いつも通り」。いつも通り「勝つ」ことだけを考えて取り組んだこのレースウィークでした。ウィークに入り中村は「いつも通り」淡々と単独でのマシンセットアップに励みしっかりとアベレージを刻んでいきます。
迎えた予選。龍之介は単独でアタックする事と判断しましたが、なんと計測1周目に武蔵シケインにて転倒、ピットには自力で戻ってはこれましたがフロントのマスターシリンダーの損傷が激しく走行を諦めました。どうやらフロントブレーキ周りのトラブルらしく同日決勝ですので、フロントブレーキ周りはキャリパー以外をすぐさま全て交換しましたが、ハッキリとした原因特定には至らず不安の残る事に。レースは嘆願書が受理され、最後尾スタート。現在ランキング2位の選手とは9ポイント差はありましたが決して諦めませんでした。

決勝レースがスタート。スタートを決め恐らく1コーナーまでに10台は抜いて1周目は15番手付近まで一気にジャンプアップ。1周ごとに前だけを向いて必死に前の集団を追いかけます。自力で詰めてきたウィークの車体は単独でも龍之介の手足となり、トップグループは逃げてしまいましたが総合4番手よりも速いタイムで前方の車両を抜きながら詰めて行きます。そしてラスト2周で想像もしていなかった現ランキング2位の後ろを捉え、西ストレートで前に出ます。そのまま引き離し、総合5位INT4位でフィニッシュ。文句なしのシリーズチャンピオンを獲得する事が出来ました。
ここまでシリーズは2年連続の2位でチャンピオンが取れないと・・・中々難しいシーズンを通してきましたが、開幕戦ノーポイントからようやくチャンピオンをとる事が出来ました。
多くの皆様に支えられ、非常に苦しいシーズンでしたが深く感謝しております。
ありがとうございました!!

ENDLESS TEAM SHANTI
代表 風晴大翼