地方選手権とは?
さて・・・地方選手権とは?とタイトルに書きましたが・・・J-GP3に限って言えば、更には東日本だけに限って言えばエントラントの台数が少なすぎるワケで。これは数年前から危惧されてきたことであって不思議でもないのかもしれませんが。うちは「地方選手権のチーム」「地方選手権で勝てるチーム」を目標に実は始めたのですが、それがそういうわけにはいか無くなってしまいました。
というのも、ロードコースに行ってもいつも単独走行。ライバルがいない日はうちしかGP3マシンを走らせてないなんてザラにあります。レースでも台数が少ないのでタイム差がありすぎると単独走行。レースじゃなくて常に予選やってる感じです。もちろん良いレースもたくさん見てきました。しかし漠然と競い合うという言葉が当てはまらない感じです。よく今のライダーは昔に比べて・・・と言われますが、こういった今の環境も少なからず原因ではないでしょうか。
その中でライダーの成長が出来るかというと・・・もちろん肯定できません。事実うちがそうです。そこでうちはシーズン途中で切り替えたんです。「地方選手権は国際ライセンスを取得するため。」「ライダーが育つのは全日本以上のレースで。」と。つまりSHANTIの目標は全日本ロードレース選手権で戦う事に変わりました。なので使うお金も早々に来年を見越しています。マシン制作もすでに動き始めています。
こんな吹けば飛ぶようなチームの代表がこんな事いうのもなんですが、そういう時代になってしまったのだと。本当に寂しさを感じています。