Indian Motorcycleという皆さんはご存知の方も多いかと思われますが当社としても初の車両でScoutBobberへフルラッピングを施工させて頂きました。お付き合いのありますディーラー様からのご依頼となりましたが無事に施工を終えられて安堵しております。既存カラー設定には無いマットメタリックガンメタルにてフルラッピングし純正のタンクロゴは綺麗に剥がし元どおりの位置に再貼付けし、純正のデザインも崩すことなく完成致しました。パーツ単体での作業でしたので写真は納車時の様子をモトスクエア東京様SNSより拝借しております。
2021もてぎロードレース選手権シリーズ第1戦 JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:5位(5位) 決勝:4位(4位)
SKY by SHANTI
JP250 小林元 予選:12位(11位) 決勝:15位(15位)
CBR250R DREAM CUP B 谷口弘 予選:19位 決勝:20位
今年は全日本開幕戦後にもてぎロードレース選手権が開幕するというチームを運営している側からすると不規則なスケジュールとなりました。しかし全日本で得たデータを元に鈴木選手の駆る新型CBR250RRはしっかりと初日から良い感触でレースウイークに入りました。あえて言うならば全日本でネガティブだった部分がこのもてぎ開幕戦で解消され良い相乗効果で地方選/全日本がリンクしています。ちなみに中村龍之介車と鈴木洋一郎車はほとんど同一スペックです。予選は昨年の自己ベストを更新するタイムで周回し、最後のアタックでは惜しくも前走者に引っかかってしまい更なる更新は出来ませんでしたがライダー的には今までに無い好感触で決勝レースに向けて気合い十分でした。
迎えた決勝レース。スタートでやや出遅れ・・・前を塞がれたままトップ集団を逃がしてしまいます。JP250クラスは1周目の順位でほとんど決まってしまうといっても過言ではないくらいに集団が抜け出します。これにより4位集団セカンドグループでの周回に。3~4台のグループは順位を入れ替えながら走行し、鈴木選手も徐々にペースが上がります。周回ごとにパスし残り3LAPでセカンドグループのトップに立ちます。そのまま後続をやや引き離しながら4位チェッカー。惜しくも表彰台は逃してしまいましたが非常に良いレースだったと本人も好感触を得たレースとなりました。
またクラブチームであるSKY by SHANTIからはJP250クラスへレース歴3年目の小林選手がエントリー。前日練習でいきなり大幅なタイムアップを果たし予選ではなんと1秒以上上げて12位と、中盤でレースが出来そうなタイムとなりました。こちらの小林車も新型CBR250RRです。少しマフラーテストをしてもらいましたがそちらもかなり良かったようで。・・・が決勝はやはりレース経験の差が出ます。単独のタイムアタックでは無いですのでリズムを乱し、ラストラップ気合のオーバーテイクをしていきますが最後はS字にてオーバーラン。15位完走扱いとなりました。また次戦期待しましょう♪
またCBRカップには谷口選手が。こちらも調子良くレースウイークに入りましたが当日は少し気合いの入れ過ぎか力が入ってしまいましたね。それでも昨年よりしっかりと走れているのが伝わってきます。決勝レースはこちらもリズムを乱してしまい・・・惜しくも予選順位から下がってしまいました。
2021全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
ツインリンクもてぎ
MFJ CUP JP250(INT)
ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:4位(3位)
決勝:3位(3位) ※カッコ内はINTクラス
全日本ロードレース選手権が開幕しました。ENDLESS TEAM SHANTIは引き続きJRR MFJ CUP JP250クラスへ参戦致します。まだまだコロナの影響が残る中、開催された事は非常に嬉しい事です。正直今シーズンはどうなるのだろうと思っておりましたが・・・予定していましたその他のレースはキャンセルとなり、この全日本JP250へ注力して参ります。
マシンは新型のCBR250RR。シェイクダウンはレースウイークの数日前となり、昨年より変更したサスペンションユニットやECU等のセットアップはまだまだ不完全で手探りのレースウイークとなってしまいました。昨年は雨レースでしたが今年はスッキリドライで開催されて天候に恵まれたレースとなりました。翌日曜日の決勝レースは天気に翻弄されていましたけども・・・。
特別スポーツ走行では主に足回りのセットを中心に進め初日こそ総合トップでしたがイマイチタイムが伸びず。非常に苦労しました。龍之介も必死にライディングしてくれてなんとか形になったであろう予選。13秒0まで伸ばしたところでその先の一歩が進まない。昨年のドライのタイムを上回れず残念なグリッド順となってしまった。
決勝レースは日が陰り始めた夕方。スタートは無難に決めて最初の1周目にしっかりとポジションをあげて帰ってくる龍之介。しかし思うような展開にはならず2番手3番手を激しくポジションを入れ替えながら終盤まで引きずってしまった。ラストラップでミスをし、アドバンテージの少なかったダウンヒルでうまく仕掛けられずにそのまま3位でフィニッシュ。中々思うように走らなかった分ライダーの頑張りでなんとか乗った表彰台になりました。それでも次戦のSUGOに向けて多くの収穫はあり、今この文章を書いているこの瞬間もアップデートは続いていく。このパッケージで3年目のシーズン。まずはしっかりと1勝したい。