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GROM×柳沢祐一 リンクス第1戦

先日行われたリンクス モトピクニック第1戦に当チームから知っている人は知っている柳沢祐一を起用しGROMCUPへ参戦致しました。急遽決まった参戦で、チーム本隊はもてぎにおりましたので、柳沢にはぶっつけで・・・それもヘルパー無しで行ってもらいましたが、予選2位決勝は同着で惜しくも2位という結果を出してきたところは流石といったところだと思います。特に、GROMの足回りと車体に関してのエキスパートライダーの意見を聞きたく、更に筑波サーキットコース1000でのGROMの評価をしてもらいたいのが最優先でした。
レース後に散々電話会議をしまして笑 サスペンションの事。車体姿勢の事。そしてエンジンの事。色々と貴重な意見を聞くことができました。まだまだ伸びしろのある中で、また開発が進む事となりそうです。
今回はとりあえずのスポット参戦との事でしたが、残りシーズンを追いかけていく予定も立てています。スケジュール次第ですが、SHANTIのGROMと柳沢祐一のパッケージでシリーズを追いかけていく可能性もあります。予算もありますのでネ慎重に決めていきますが、ライダー曰くグロム面白いというコメントいただいてますのできっと実現するでしょう。かつて筑波選手権GP125のレコードを長年保有し、全日本ロードレース選手権、そしてGPも経験してきた誕生日8月19日のバイクに乗るために生まれてきた男が新しいカテゴリーでどういう走りを見せてくれるか私自身楽しみデス笑

プレスリリース[重要]

この度、GARAGE SHANTIは4月1日をもちまして、株式会社AiRTH(本社:渋谷区 以下アース)のレーシング事業部として新たに前進致します。構想約2年。多大なる協力を双方にて得ることが出来、互いに協力会社としてレーシングライダーの「仕事×レース」という大きな課題に取り組みながら手を取り合ってきたアースとシャンティがオフィシャルにて手を組む日がやって参りました。
これまでより充実したサービスとBtoBでの対話が出来る事は運営するTEAM SHANTIにとって非常に大きなものです。より多くのお客様。そしてレースユーザーの皆さまにとってよりよい環境を提供できる準備が整いつつあります。
これに伴い先日、株式会社AiRTHの決算発表会に同席し、第3期の向かうべきビジョンに向けて。そして今後の日本のモーターサイクル文化のために出来る事を、していかなければならないことを固く誓って参りました。我々の使命は「やり続ける事」。この東京から新たな文化を。そして若い力を結集し、共にクリエイティブな仕事をし続ける事を約束致します。
今までのサービスは一切変更はありません。お気軽にオートバイの事、レースの事、サーキットの事、マシンの事をご相談下さい。もっともっと大きなレースユーザーコミュニティを作っていきたく思っております。今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

写真右:GARAGESHANTI 風晴大翼
写真左:株式会社AiRTH 代表取締役 千葉翔太
写真中央:The Bar BOSS 中山様(SPL GUEST)

株式会社AiRTH
http://www.airth.co.jp/
レーシング事業部 GARAGESHANTI
風晴大翼

もてぎロードレース選手権 第2戦

もてぎロードレース選手権シリーズ第2戦
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
平野ルナ
予選:1位(国内1位) 決勝:リタイヤ BEST 1’59.023




早くも第2戦を迎えたもてぎロードレース選手権。ST600の平野ルナはテストから順調にタイムを伸ばしてレースウイークに臨みました。金曜日の特別スポーツ走行では目標の58秒台に届かずにいましたが、確実な手応えを持って予選へ向かう事となりました。迎えた予選。気温も25度を超えるレース日和となり、チームの士気も上々。前戦ではライバル勢を引っ張ってしまった事を踏まえ、コースインをかなり遅らせて単独のタイムアタックを開始。計測1周目に59秒3とタイムを上げていき、59秒0に入ったところで、まさかのピットイン。マシンの計測器では58秒に入っており、それで事前に予定していたピットインとなってしまいました。そのままライダーと相談をし、確実に決勝に向けて備えるため、ここで予選を終えまして、総合1位ポールポジションからのスタートとなりました。
決勝。もてぎでは初めてのポールスタートから前回に引き続き良いスタートを切ってホールショット。2番手3番手がポジションを入れ替える中、1秒引き離してオープニングラップを帰ってきます。・・・がアナウンスで聞こえてくる平野転倒の言葉。1コーナーの進入を見ていてもいつもより少しだけペースの速いことに少し違和感を覚えましたがそれが的中。フロントからのスリップダウンによりリタイヤとなりました。
ここまでもてぎは良い流れできていたのは確かであり、レースに向けて進めてきたことも軌道修正を重ねて今年一番よかったのではないでしょうか。転倒でリタイヤとなりましたが、平野はすでに次戦の筑波に向かっており、結果的には良いレース。良いレースウイークだったのではないでしょうか。まだまだ前半戦。これから楽しみです。

筑波TT観戦に。

筑波サーキットでの筑波ツーリスト・トロフィーにクラブ員の大谷さんが参戦するので、お手伝いがてらTTの観戦に行ってきました♪
大谷さんはこれがレース2回目。前回よりタイムが上がってきてるので期待しちゃっていました!筑波TTは現行車両も旧型車両も旧車?もいてなんだか不思議な空気感で楽しいデス。それこそN-PLANの中釜さんのブログに良く出てきますが、単気筒・2気筒でのレースはこちらの方が参戦コストもかからなく、より楽しむレースとしては良いのじゃないでしょうかね。皆さん楽しそうです。さてさて大谷さんは予選、自己ベストは更新したものの、後方のからのスタート。決勝に期待します♪
2気筒のラジアルタイヤで参戦するクラスはNT2。CBR400RRと混走なんですね・・・。迎えた決勝は・・・素晴らしい程にバッグギアに・・・笑 最後尾で1コーナーへ・・・。少し出遅れてしまいますが、意地を見せてもらいましょうと!しかし、ペースが遅い車両が中々抜けない。短い周回のTTでそのままフィニッシュ。残念ながら前回の結果を上回る事は出来ませんでしたが、タイムが大幅に上がったので良しとしましょ♪もうすぐ新型も来ますしネ。
決勝が終わってすぐに私はガレージへ。翌日はもてぎでルナのテスト走行。相変わらず、サーキットtoサーキットな生活をしています・・・。

全日本ロードレース選手権 第1戦筑波

全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 筑波
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
北見剣
予選:14位 決勝:11位




いよいよ全日本ロードレースも開幕。私共のホームである筑波サーキットからです。今年も桜の季節になると始まるなぁ~という感じがします。北見はHONDA CBR600RRに乗るのが事前テストが初めて。事前テストの前日にもてぎで慣らしをしそのまま筑波でテスト。違和感も無く順調にレースウイークを迎えました。しかし、ウイーク2日目の最後の走行枠にて1コーナーでフロントから転倒し、予選前に大きな課題と少しの不安感が入り混じってしまいました。そして予選。レインからドライへと変わる微妙な天気の中、ドライタイヤへ変えるタイミングを少し遅らせ、数周の確認走行でピットを後にした周にて最終コーナーにて転倒。あのタイミングで変えておけば。もう少し待たせておけば。一つの決断が大きなミスを犯してしまいました。まだまだ若いチームです。予選は14位で終えました。
明けた決勝日。朝から小雨が降りしきる天候の中、朝フリーにて予選での転倒したマシンのチェックを終え、土砂降りの決勝へと向かいます。元々雨は得意と言っていた北見には10位以内でのゴールを見据えて送り出してやりました。1周目を2つほど順位を上げて戻ってきまして、早くも上位は逃げ出し、北見は集団でのレース展開へ。3台での10位争いとなります。終盤に1台に逃げられてしまい、11位争いに。そしてその争いを制して11位ゴールとなりました。

惜しくも目標には届かなかったものの、参戦が決まってからこの短い時間でここまで来られたのは悪くはなかったと思っています。北見もテスト不足で、チームとしてもう少し何かしてやれることが無かったかと、考えさせられるレースとなりました。多くのご協力していただいた皆様、そして北見剣が全日本に復帰するにあたって声援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
次戦の全日本参戦はSUGOです。更なる高みを目指して参ります。

もてぎロードレース選手権 第1戦

もてぎロードレース選手権シリーズ第1戦
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
平野ルナ
予選:3位(国内2位) 決勝:2位(1位) BEST 2’00.260




筑波に続き、もてぎロードレース選手権も開幕しました。もてぎは今年フル参戦という事ですが・・・大したテストをする時間も無く、エンジンの慣らしのみで走っただけで、ウイークへ入りました。ウイーク初日から設定タイムを59秒台としていましたが、天候にも左右されクリアできずに予選となってしまいました。
予選は単独でのタイムアタック。徐々にタイムを伸ばし、自己ベストを更新していきましたが今一つ伸びず。地方選手権は予選時間が短いので、ピットインはせず目一杯練習も兼ねて走り込ませることに。結果0秒を切れず総合3位。国内2位という結果に。
決勝はフロントローから。ST600にステップアップしてからスタートは得意としていましたが今回は・・・ホールショット。実際良いクラッチミートでした。1周目の転倒にも巻き込まれずにインターの五十嵐選手とマッチレースの展開へ。後ろからかなり探られていましたが・・・ポジションキープでラストラップへ。平野の不得意なS字からの切り替えしでインに入られあえなくトップを明け渡します。そしてそのまま巻き返すチャンスも無くチェッカーとなりました。総合2位。ナショナルクラス1位となり、筑波に続いてもてぎの開幕戦も勝つことが出来ました。まだまだもてぎに関しては課題が多く、第2戦までにはしっかりと修正して臨みたいと思っております。
もてぎ現地にて声援を送っていただいた皆様、ありがとうございました!!

筑波ロードレース選手権 第1戦

筑波ロードレース選手権シリーズ第1戦
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
平野ルナ
予選:1位 決勝:1位 BEST 0’59.940

JP250 Presented by DUNLOP
ENDLESS TEAM SHANTI
藤平康人
予選:13位(9位) 決勝:15位(12位)

2017年のシーズンが始まりました。今年も地方選は平野ルナを中心にST600クラスと藤平康人のJP250になります。
2月末に今年のマシンのシェイクダウンを終え、3月1日から走り始めたルナは、開幕での59秒台を目標に10日間での短い時間で走り込みまして、前日の特別スポーツ走行では59秒台が見えたのですが、コンディションの悪化により不発・・・当日の予選に集中することととなりました。迎えた予選は風も弱く路面温度の低下もなく比較的良いコンディションで走ることが出来、数台の不出場もあってかクリアラップを取りやすい状態に。序盤は0秒前半のペースで走りどんどんベストを更新。最終的に59秒9に突入し予選を終えました。
決勝はもちろん初のポールポジションスタート。前には誰もいません。落ち着いていつも通りのスタートを決めたルナはそのまま危なげなくホールショットを奪い、逃げ切りに入ります。0秒前半のペースで徐々に2番手を引き離しにかかり最大で2秒近く差が出来ましたが、終盤の体力の消耗とバックマーカーにより2番手の罍選手との差は0.3秒まで縮まります。ペースを上げてきた罍選手から必死で逃げ切り、初のポールトゥウインを達成しました。女性ライダーでは史上初のST600クラスでの快挙だと思います。苦しみながらも昨年1年間しっかりと積み上げてきたものが開花し、良いシーズンのスタートダッシュを切れたと思います。
対照的に昨年の開幕戦と同様に不発なのがJP250の藤平。事前のマシンテストも不十分であり、新型CBR250RRの登場もあり、昨年同様のパッケージで臨むマシン。唯一、ネガティブだった原因がフレームとわかり、フレーム交換を経て臨んだ開幕戦。予選は周りの選手のうまく使われ、藤平自身はうまくタイムを更新することが出来ず、13位。決勝は昨年と違うところを見せたいところだが、毎度オナジミのウイリースタート・・・なんとかならんのかそれは・・・笑 大きく出遅れ、1周目は後ろから数番目。これも毎年の光景な気が・・・。それでも自己ベスト?かな。1台ずつパスし続けましたが、予選順位を取り戻すことも出来ずにフィニッシュ。まだまだ課題はたっぷりですね。
こうして平野ルナは最高のスタートを。藤平はちょっと戻っちゃった感じの2017年がスタートしました。ST600クラスはこれからまだまだ激戦になると思います。今年の最終目標を達成することが出来るよう気を抜かずにレースに取り組んでいきたいと思っております。また今年はしっかりと全日本で戦えるようレベルを上げ、来期開幕から良いパフォーマンスを発揮出来るようチームで取り組んで参ります。応援していただいた皆様、そして関係者、スポンサーの皆さま方、ありがとうございました。

ENDLESS TEAM SHANTI
代表 風晴大翼

Photo by Shigeru Mukai THX

2017レース参戦体制

2017年はENDLESS様WILDHOUSE様とパートナーシップを結び4年目のシーズンとなります。今シーズンは全日本ロードレース選手権シリーズにスポット参戦ながらST600クラスに北見剣を復帰させ、少しでも多くのリザルトを残せるよう邁進致します。また地方選手権では若手育成の一環の元、平野ルナを昨年同様にST600クラスにて筑波・もてぎとフル参戦し鈴鹿NGK杯にスポット参戦する予定です。更に、鈴鹿4時間耐久レースに平野ルナを起用して初参戦致します。ペアライダーはまだ決まっておりませんが、新たな挑戦として取り組んで参ります。そしてJP250クラスには藤平康人が継続して筑波へフル参戦し、MFJカップには筑波戦にスポット参戦致します。

・ST600 北見剣 HONDA CBR600RR BRIDGESTONE
・ST600 平野ルナ HONDA CBR600RR BRIDGESTONE
・JP250 藤平康人 HONDA CBR300R DUNLOP

また、チームとは別ですがクラブチームからJ-GP3(NSF250R)へ岩本。CBR250R DREAM CUP(CBR250R)に鈴木が参戦。今年、正式に発足したミニバイクチームSKY by TEAMSHANTIではSP12クラスとGROMcupに力を入れます。更に混合チームとしてもて耐への参戦も決まっております。他にもスプリント・耐久と多くのレースへ参戦予定であり、チーム一丸となってレースへ取り組んで参ります。
変わらぬ応援とご声援、よろしくお願い申し上げます。


ENDLESS TEAM SHANTI
代表 風晴大翼

明日は桶川にてGROMイベント!

明日は午前中はGROMのイベントにて桶川スポーツランドにおります。グロムの普及活動も兼ねての桶川スポーツランド主催で、ENDULANCE様の協賛の元、「GROM×MET」という名前で一般スポーツ走行枠内で行われます。当日はスタッフの鎌田君の他にi-FACTORYの五百部さん等も来場する予定でうちにもお声がけ頂きました。ありがたい事です。それならばとうちの燃える漢、鈴木氏と乗り込もうということで行って参ります笑
予約制との事でお電話にて受付とのことですヨ。

詳しくはこちら→ 「GROM×MET」

しばらく走って無かったうちの15号車を引っ張り出し・・・オイル交換や外していたデータロガー等も付けて準備OK♪ 明日は・・・寒そうだなぁ~・・・笑

仕事と趣味

2017年もあっという間に2月も下旬に差し掛かり、もうすぐ3月そして4月。新社会人の皆さんや進学する皆さんにとっては新しい希望と不安でいっぱいのことでしょうね。私も34歳になっても毎年ドキドキしていますよ。私は元々、ずーっと二輪業界にいたわけでは無いのです。学校は服飾系ですしバイク屋にいたこともありません。 でも今はレースを生業とし二輪業界に少しでも貢献しようと活動している。不思議なものです。若い頃から峠に通い走り回り、いつしか気づいたらレーシングチームに入っていました。そして生活はレース中心に回り始め、学び、独立し、今に至るのです。自分でも本当に不思議です笑

皆さんも趣味や好きな事を仕事にしたいと思う方がいると思います。でもそれは一つの覚悟がいるのです。

「自分自身を律すること」

私がプライベートから仕事へ変換した際にブチ当たった壁がオンオフの切り替え。そして仕事が趣味、趣味が仕事になったこと。ビジネスの視点から見ると私の考え方や方向性は先輩方に大いに叱られましたよ笑
軸として信念を持ち。ゴールを見据え、「やりたいこと」をやるために「やらなければならないこと」が存在します。
その中で私は少しUNOでいうSKIPを使っちゃったわけなんですがー…軌道修正はいくらでも可能だと思っています。それは私なんかより多くの諸先輩方の言葉が重みがあります。

2年くらいまではどこへ行くのも基本はオートバイで行っちゃう私は最近、休日にバイクはあまり乗らないんですよね。移動は車で、MT車を楽しんで乗っています。似て非なるものですがコレが意外と大事でして、色んな発見や新しい出会いが引き起こるんですよ。多趣味な私は夜な夜な釣りにも行きますし、仲間内でスケートボードもします。そこから何かが始まるんですよね。
ただ一つのことに捉われず、若い人には色々なことにチャレンジして欲しいです。例えばオートバイに乗っているなら走行会や草レースに参加してみたり、雑誌等を見て興味を持ったことに思い切ってチャレンジしたり。広くなった視野や視点が必ず財産となり仕事にプライベートに活きてくると私は思っています。そして必ず「仲間」が出来ます。
それはそれはとっても楽しいことです。人生とは何が起きるかわからないから楽しいと思います。

もちろんGARAGE SHANTIはオートバイを選んで頂いた方を全力でサポートします。そんな皆さんの受皿として存在出来たら本望ですよ。

ちょっと長くなりましたが、私のこの文章は、色んな考え方がある中の一つです。正解でも不正解でもありません。
目を通した「誰か」の心が1mmでも動かすことが出来たら幸いです。
それがオートバイやレースでは無いとしても。