shanti-lp
ツタヤのお父さん
昨日お店はお休みだったワケですが、私用で外出してまして、たまたま帰りにバイクの一般雑誌でも見てみようかと自宅近くのツタヤに行った時のお話です。
バイク雑誌コーナーに行くとそこには一人のお父さん。色んな雑誌を手に取り見てらっしゃったので、ワタシも何を考えたのか「オートバイにお乗りなんですか~?」とつい声をかけてしまいました。もちろんワタシは私服ですし、オートバイのオの字もレースのレの字も感じさせない恰好。「えぇまぁ」と流石に見ず知らずの若そうな髪の毛茶色い人間(ワタシをご存じの方はイメージして下さい)に声かけられたら反射的に一歩下がってそうなりますよね(笑)
「普段どんな雑誌見られますか?」と・・・ワタシもなぜか質問責めしてしまって・・・快く色々とお答え頂いたんです。きっとお父さんは初めてバイク買おうとしているお兄さんと思ったかもしれませんね。ツーリングに行くのでこんなのとか~記事重視ですよ~とか・・・そこから会話が弾んでご自身のお乗りのオートバイの話だったり、ワタシも仕事の事レースの事色々とお話させて頂きました。
改めて言いますがここはツタヤのバイク雑誌コーナーです。パーキングでもスポットでもありません。
これの何が凄いかと言うと、見ず知らずの人間が[オートバイ]という大きな根幹があるだけでここまで話が出来るという事。ここまで親しげに話せるという事。素晴らしいじゃないですか。狭い業界ではありますし、ジャンルは違えど(ワタシもツーリング好きですが)、基本はバイクが好きだということに壁は無いのだなぁと・・・ただうれしかったです。そして何より終始笑顔です。
私共の仕事(レースの事)にも興味を持って頂いたのか、最後には名刺を頂きたいとまでおっしゃって頂きまして・・・車まで取りに戻りました(笑)
私共は少しでも多くのオートバイユーザーにレース業界を知って頂く使命があると思っています。例えばGP125がJ-GP3に4stに変わった事なんて古くからオートバイに乗っている方ですら知らないのというのは寂しい話ですよね。まずは内から。中の人間から。発信する事が大事なんだと思います。確かに私共のような小さな力ではレース全体の興業を変える事は出来ないのかもしれませんが、こうした小さなキッカケを持って頂ける方を増やす事は出来るかもしれませんね。
オートバイって凄いですね。こんなに人と人を結び付けられるツールは中々無いのではないでしょうかね。ワタシはこの業界にいて良かったなと。少しほっこりするお話でした。
OSHIMAI
筑波ロードレース選手権第4戦 CBR250R ENJOY CUP
ルナはリアブレーキ?(まだ原因不明)に少しトラブルを抱えていて・・・結局トラブルの原因がわからないまま予選。ライダーの技量的にはもっとイケたはずなんですが、12秒止まり。クラス1位でした。工藤は走る度にベスト更新。クラス3位。あれだけ緊張してたのにコース出たらもう走るしかないからね!
決勝はどっちもスタート遅くて(泣)J-GP3が次で全て見れていないのですが、ルナは集団に飲み込まれて抜け出すのに時間がかかり2位走行。工藤はなんと単独3位走行。結局そのままの順位で終わってしまいました。ルナはもうちょっとイケたな~・・・ポケバイ、ミニバイクとこなしてきたライダーなので走る度にレース慣れしてくるでしょう♪工藤は泣きながら走っていたかどうかはわかりませんが、初レース3位!整備も準備も一人でやって頑張りました。
CBR250R DREAM CUPはレベルが高すぎますね・・・9秒台が普通ですからね。うちの工藤を見てると素人がレースを始めるにはENJOY CUPが最適だったと思います。バイクも触れない、サーキット経験がほとんど無いライダーでも12秒で走れるのだから。もちろん彼のレースに対する意欲がそうさせたモノだと思いますし、その結果です。混走レースでしたが、楽しそうにやってましたよ♪
規定タイムをクリアしてしまったので来年からはエキスパートクラスですが頑張って欲しいですね!
さて。うちの年間レーススケジュールは終わったと言いましたが実は終わってません(笑)←
ルナがもてぎで行われるレディースカップとCBR250 ENJOY CUPのグラチャンに参戦します。そしてそして、筑波で11月末の耐久茶屋にうちのチームのライダー全員で参戦します♪←当選
残り3戦頑張っていきます!
日常→非日常→日常(頭は非日常)←今ここ
今週からしばらくは通常営業です。そろそろ本業の方もしっかりやらないといけませんのでね!皆様!バイク好きな皆様!レースユーザーの皆様!レンタルガレージ!お待ちしておりますよ♪←ちゃんと宣伝
レース部門もすでに2015年に向けて動いております。6割体制は決まっていますが、残り4割決まっておりません。ライダーは増えるのか?カテゴリーは?どうなりますかね~?(笑)
来期もう一台、地方選組のJ-GP3(NSF250R)を1台増やしたいのが本音です。やはり2台体制がうちにとってはやりやすいんですよ。色々と。このご時世、中々NSF250Rを買ってやるというのは現実的では無いですが・・・うちのような小さなチームが頑張らないと、参加台数5台とかになっちゃったら悲しいので・・・「時代だね」と言われるの嫌じゃないですか?
布施は全日本です。そのためにまだまだ決めなければならない事が山積みです(泣)
引き続き、2015年のTEAM SHANTIの活動にご協賛下さるメーカー様企業様を募集しております。併せてよろしくお願い致します。
詳しくはコチラへ
筑波ロードレース選手権第4戦 J-GP3
台風が接近しているのが嫌でしたが当日は全てドライで開催されました。コンディションもよかったんじゃないですかね?今回の最終戦には山中琉聖も来年に向けてスポット参戦。先日のもてぎのレースの勢いでどこまでかき回してくれるか見物でした。
二人ともレース前の練習からベストを更新する良い調子で挑んだんですが・・・予選は元紀はなんとベストタイムにすら届かないという残念な結果に。前日からの気温差も大きかったのでマシンの状態がかなり変わってしまって足回りにトラブルが出てしまいました。琉聖はとりあえずコンマ1秒ほどベストを更新したものの1秒台を想定していたのですが届かず・・・結果は4番手5番手スタートいう結果でフロントローを逃しました・・・。
決勝に向けて元紀とは入念にセッティングを打ち合わせて、アベレージが上がる事を想定して車体のセットを変更。正直ちょっといけるかどうか相当悩みました俺は・・・。
決勝では意外に2人共落ち着いていた?天然?なのか?(笑)いつも通りの感じでスタート。琉聖は5番手からホールショット(笑)ピットロードでは「何だアイツは」状態。おもしろい展開になると思ったんですがね~経験の差が出たのか1周目は3位で戻ってきました。元紀は5番手。これもいつも通りの序盤遅いレースペース・・・まいったね・・・。結果数周で前2台に逃げられ、元紀は3位グループのトップに立った時点ですでに置いてけぼり。毎周回タイムを上げて走るものの2位との差は縮まらずに3位単独走行。琉聖は4番手争い。・・・でしたが、徐々に離され単独5番手。ながらも1秒台に突入。
そのままチェッカーとなってしまいました(笑)結果3位でシリーズチャンピオンとなりました。
結局、筑波では1勝も出来ずにチャンピオン・・・ちょっと悔しい。だいぶ悔しい・・・シリーズになりました。それでもチャンピオンってのはやはり取れる時に取らないと。取ろうと思っても取れないもの。上出来だったと思います。そしてもう少しインタビューではハキハキ言葉しゃべろうね!!(笑)
琉聖は1秒台に入って、4番手争いできた事が良い経験になったと思います。来年はタイトルを取ってくれるものと信じています。もちろんもてぎもね!
チーム設立1年目にして、筑波・SUGOのJ-GP3クラスチャンピオン。もてぎでは琉聖が表彰台と、上出来すぎる結果でシーズン全てのレースが終わりました。全日本はまだ鈴鹿がありますが、1年間ご協力して頂きましたスポンサー様・関係ショップ様・協力メーカー様、ありがとうございました。
SPL THX
ENDLESS (WILDHOUSE)様
N-PLANレーシング様
桜井ホンダ様
NUTEC様
DUNLOP様
オートスタジオスキル(RAGINA CHAIN)様
アールエスタイチ様
来期の体制は追って発表したいと思います。
更なる飛躍を目指してTEAM SHANTIは全力でレースを楽しんでいきます!!
次回は筑波ロードレース選手権第4戦 CBR250Rに続く・・・
Thank you for helping us make one year. Thank you again next year.
Photo by Honmasan tatenosan
もてぎロードレース選手権第4戦
まだ数回しか乗っていない中でいきなりレースは無謀かと思いましたが、そんな心配も余所に走る度にベストを更新して予選はなんと2番手。タイムは想定内でしたが、2番グリットからスタート出来るとは思ってませんでしたよ。まぁトップからは1秒も差を付けられちゃいましたけど・・・
マフラーがちょっと違うだけで後は全てSTDのマシンです。琉聖の小さな体格に合わせて試行錯誤。FIマップもデータロガー見ながら最後の最後まで悩みました。そんなのも覆す程に琉聖は軽いですから・・・ストレートはさすがに走ってましたね。今後は地方選では無くて全日本のレギュに合わせて少しウエイト積んでいくと思います。
さてさて決勝は無難にスタート決まりましてホールショット!デビューレース初づくしがいっぱいです(笑)
序盤はトップグループの先頭で快走してましたが、さすがの太田のトラちゃんに煽られ・・・中盤に前に出られるとひたすら追走のレース。この2台が抜け出ちゃいました。これは想定外・・・(笑)
終盤小さなミスが響いて離されはしたものの、ラストラップに従来のコースレコードを更新してトップと1秒2差で2位フィニッシュしました。ベストタイムも重要でしたがレースタイムの方が気になってました。終わって帰ってきた琉聖は「勝ちたかった」と。良い性格してるよ!
次戦は今年最後のレース。筑波ロードレース選手権第4戦にJ-GP3は2台体制で参戦します。応援よろしくお願いします♪
SPL THX!! Phota by Margueriteclub Satosan
マシンテストDAY
2台のNSF250Rはどちらもマシンテストがメインでどちらもうちにとっては新しい試みでドキドキモンでした(色んな意味で)。もちろんもてぎと筑波の最終戦に向けての走行でライダーもピリピリ?してた?・・・か?通常通りだな・・・(笑)
結果的にはどちらも良いテスト結果が出て、特にタイムも気にしてなかったものの二人共自己ベストを更新するまで良い方向に向かいました。そうそう、テストってのはそのくらいに勢いで走ってもらわないとテストにならないですから次回からも頑張ってもらわないと!
CBRチームの2台はタイムアップが目標とする中でどちらも1秒更新。14年型のCBR250Rはまだまだ完成度低いけれども・・・これからしっかり作っていきましょうね監督(笑)
というわけで久々の筑波サーキットは4人全員が自己ベスト更新してマシンも良い方向に向かっているのを確認できたGREATな1日になりました。1週間頑張ってマシン作ったかいがあるってもんですよ・・・色んな方にお世話になりました今回も。ありがとうございます。
今週末はもてぎロードレース選手権最終戦です。琉聖がJ-GP3クラスに参戦します。というか・・・J-GP3デビュー戦です。いきなりランキング争い掻き回しちゃって頂戴(笑)
最近レース関係の話しかしてないのでそろそろガレージの本業の方もお仕事頑張ろうと思います・・・
SPL THX!! Photo by Margueriteclub Satosan
地方選手権とは?
さて・・・地方選手権とは?とタイトルに書きましたが・・・J-GP3に限って言えば、更には東日本だけに限って言えばエントラントの台数が少なすぎるワケで。これは数年前から危惧されてきたことであって不思議でもないのかもしれませんが。うちは「地方選手権のチーム」「地方選手権で勝てるチーム」を目標に実は始めたのですが、それがそういうわけにはいか無くなってしまいました。
というのも、ロードコースに行ってもいつも単独走行。ライバルがいない日はうちしかGP3マシンを走らせてないなんてザラにあります。レースでも台数が少ないのでタイム差がありすぎると単独走行。レースじゃなくて常に予選やってる感じです。もちろん良いレースもたくさん見てきました。しかし漠然と競い合うという言葉が当てはまらない感じです。よく今のライダーは昔に比べて・・・と言われますが、こういった今の環境も少なからず原因ではないでしょうか。
その中でライダーの成長が出来るかというと・・・もちろん肯定できません。事実うちがそうです。そこでうちはシーズン途中で切り替えたんです。「地方選手権は国際ライセンスを取得するため。」「ライダーが育つのは全日本以上のレースで。」と。つまりSHANTIの目標は全日本ロードレース選手権で戦う事に変わりました。なので使うお金も早々に来年を見越しています。マシン制作もすでに動き始めています。
こんな吹けば飛ぶようなチームの代表がこんな事いうのもなんですが、そういう時代になってしまったのだと。本当に寂しさを感じています。
国別対抗レース見学してきましたよー
アジア各国からライダーが集まり、マシンはCBR150のワンメイク。中々おもしろいそうじゃないですか(笑)
琉聖は予選はポールポジション。土曜日のレース1は僅差ながら2位という結果に終わっていました。日曜は朝フリーが8時から。決勝が9時から・・・とタイトスケジュールでしてね・・・その中でもライダーはみんな楽しそうでしたよ!拙い英語で子供達が会話してるのを見ると微笑ましい・・・
琉聖はポールからスタートするものの序盤は7位くらい?ずいぶんと下がったな〜と思ってましたが、一時トップに出ますがまた下がりそのまま前に出れずでチェッカー。アジアンライダーはハングリーだね。強い。今回負けたのはまだまだ勝とうとする意識が足りなかったかな〜速さだけではなく強いライダーになって欲しいね!
余談ですが、アジアのライダーのご両親は富裕層オーラは凄いね。やっぱりお金持ち競技なんだな〜とちょっと現実を見た気がしました(笑)
向こうは当たりが激しくて、それをスクールなんかでも当たり前のように教えるとかなんとか。かわいい顔して走りは激しいよ。レース2はなるべく当たらないようにとお達しが出るくらいだったそうで。それが良いのか悪いのかはわからないけど、アジアタレントカップなんかに参戦するようになるとその中を戦い抜かないといけない。それでもやっぱりレースはフェアにね。・・・と思う。
夏季休業のご案内
8月19日はバイクの日ですよ~。
20日以降のレンタルガレージのご予約は休業中でもお受け致します。お盆が終わってクラゲの時期!海もいいけどバイクに乗りましょうネ(笑)
誠に勝手ながらよろしくお願い致します。
SUGOロードレース選手権第3戦
元紀君もう少し頑張って初日行きましょうよ!(笑)
明けて土曜日の特別スポーツ走行。SUGOは年間エントリーの優先順位でピット予約が出来るのですが、全て埋まってしまったうちはなんとピット無し・・・しかも当日並べば取れると聞いていたピットはなぜか?なぜ?夜のうちに埋まっておりまして。台風来るのにどうすんだよ!・・・ってところでなんとSUGOさんがダンロップさん横の大きなガレージを貸してくれました助かりました。
雨のため走行枠が混走になる中、うちはうまくレインとドライ両方の走行が出来ました。レイン嫌いなんですようちのライダー・・・
そして当日。もちろん雨。しかも土砂降り。予選は最初は小ぶりだったんですが、3周目あたりから雨量が増えてきまして後半ペースダウン。ペースダウンしたのになぜかタイムアップしたのかな?(笑)なんとかギリギリ2番手で終えました。そこから大変です。決勝グリッドについたもののディレイ。これは当たり前と思うほどの土砂降りでして・・・結局2回ディレイになったところでライダーズミーティングが実施され、J-GP3は16時過ぎの最終レースに回されました。
が、CBRカップが行われたあと、濃霧で全てがディレイ。ST600に至ってはいきなりのレース開始アナウンスがされ濃霧の中コースイン。もちろんコース上でそのままディレイ宣告。これはちょっとエントラント大変そうでしたね・・・。
その後は全てがディレイとなり、結局J-GP3以外は全て中止に。サーキット側はなぜJ-GP3だけやりたがろうとしたのか?わかりません(笑)
多くのエントラントが中止を求めていましたが結局中止が決まったのが15時。濃霧真っただ中で決まりました。SUGOの経験上、あんな濃霧は短時間で晴れた記憶がありません・・・かなり色んな要素に振り回されたレースとなり、結果予選の順位でハーフポイント付与となりました。
エントラントの皆様お疲れ様でした。