筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
平野ルナ
予選:1位 決勝:DNF BEST TIME 0’59.765
JP250 Presented by DUNLOP
ENDLESS TEAM SHANTI
藤平康人
予選:3位(3位) 決勝:3位(3位)
筑波ロードレース選手権はいよいよ終盤戦へ。ランキング1位で折り返した平野ルナはこのウイークも調子が良く、目標タイムとしていた59秒前半まで見えてきた状態でした。ここで勝って来週の鈴鹿4時間耐久レースに臨みたい。スタッフライダー共に同じ気持ちでした。迎えた予選。序盤は少し引っかかってしまったもののクリアラップで59秒7までタイムアップ。そのままもう少し上がるかと思いましたが、集団につかまりそのまま予選を終えました。リアのサスペンションに少しフィーリングの違いを感じたのも良い判断だったと思います。地方選の予選時間は少なすぎますよ・・・。
そして決勝はいつになく無難なスタート・・・序盤4台ほどでトップグループを形成しますが、渡辺選手との一騎打ちに。徐々に平野が引き離し、終盤に差し掛かった頃・・・第一ヘアピンで痛恨のリアからスリップダウン・・・実は、2位との差が縮まっていると判断しペースアップした矢先でした。サインボードの表記が+と自己タイムとの見分けを間違えたのも理由です。勝てたレース。しかし100%はゴールしなければわかりません。とても悔しいレースとなりました。応援頂いた皆様大変申し訳ございませんでした。
JP250クラスには藤平が参戦。今回はマシンを新型CBR250RRに変え、カップ仕様での参戦としました。タイムも練習からベストを超え、新型のポテンシャルを発揮。予選では自己初のフロントロー3番手からのスタートとなりました。マシンのシェイクダウンに時間がかかり、大したセットも詰めていない中でとりあえず頑張ったと思います笑 決勝レースが始まり、いつも通りのバックギアスタート。一気に順位を下げます安定しています・・・。トップの2台は抜け出し、セカンドグループで激しく順位を入れ替えます。ストレートスピードで勝る藤平のマシンはヤマハYZF-R25にコーナーで詰められ苦しい展開となり、徐々に焦りからかラインも外し気味に。最終的には最終コーナーで前に出たまま抑え込み、自身初の3位表彰台となりました。レース内容は散々でしたが、自信にはなったことでしょう。最終戦も期待しています。
Photo by KIKUCHISAN Thank you
もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
平野ルナ
予選:3位(国内3位) 決勝:2位 BEST 2’00.611
前戦をトップ快走中に転倒リタイヤした平野はレースウイーク前の走行からイマイチタイムが伸びず・・・前回の転倒の影響とうまくまとまらないマシンに対して苦戦していました。この7月はこのもてぎ戦の次週が筑波戦、そして鈴鹿4時間耐久レースが連戦であり、この3連戦初戦を良いイメージで勝ちたいところ。しかし、平野のフィーリングとコースがマッチしないままレース当日となってしまいました。
迎えた当日は快晴。予選が始まり、クリアラップをとっていく平野ですが、序盤からタイムが上がらない。マシンとチグハグな状況と初戦で勝利しているプレッシャーもあってか身体も固くずるずると3位まで後退してしまいました。結果総合3位と今季ワーストグリッドからスタートすることとなりました。
決勝がスタートします。ポールから菅原選手が飛び出し、平野は2番手をかわして2位に浮上。菅原選手を追います。しかし、予選同様0秒台というタイムでの周回となりペースはみるみるダウン。3位以降は離しトップ争いといきたかったのですが、中盤から独走を許してしまいます。結果的にそのままフィニッシュ。2位表彰台となりましたが笑顔は無く。これもまた一つの試練として受け止めなければなりませんでした。もちろんチームも。次戦は筑波第3戦。しっかりと勝ちに行きたいと思います。皆様方の応援本当にありがとうございました。次戦もまたチーム一丸となって勝利を掴みに邁進致します。Thank u All