TEAM SHANTIではJP250に参戦する中村龍之介車のCBR250RRはECUをaRacerを使用しております。昨年の地方選手権での鈴木洋一郎車はHRCのECUのまま使用しており、予選ではポールポジションを取るなどの活躍を見せてくれましたが、今シーズンより地方選手権においてもaRacerを使用することになりました。ECU/ハーネスの取付からセットアップ作業に入り、週末にテストする予定です。代理店との連携で迅速な対応が可能になっております。専門的な知識とポン付けでは全く意味の無い中で現場でのセットアップ作業は全日本ロードレース選手権でのレース活動を通して培われるものであり今後もユーザーの皆さんに対してより良いサービスを提供出来るよう努めさせて頂きます。
久しぶりのDUCATIの作業です♪ 相変わらずド固いリアのナットを気合いで外す・・・。ダンパー部分もかなり痩せていたので交換しました。チェーン調整が楽なのは良いですね。スプロケットも丁数の変更です。もちろんISAスプロケットです。削り出しのこの美しさたまらんです。うちのENDLESS TEAM SHANTIは全てISAスプロケットを使用しておりますよ。耐久性ももちろんですが軽さも最高です。この車両はチェーンも交換しました!もちろんこちらもDIDチェーン!ERV3です。トラブルらしいトラブルは起きたことが無いですしサーキットで酷使していますが、耐久性もあります。ぜひお試し下さい♪
さて、今週末は鈴鹿サンデーロードレースがありますので私は鈴鹿におります。ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願い致します。あ!スタッフは残っておりますので何かあればお気軽に遊びに来て下さい。
MFJ CUP JP250でのCBR250RR中村龍之介車のリアサスペンションはサポートを頂きましてアラゴスタサスペンションを使用しております。スプリングはHALスプリング。エンジニアはN-PLANレーシング中釜氏。今季初めてアラゴスタ様のサスペンションを手に触れてみました。ライダーのインフォメーションも非常にわかりやすく、素直なイメージを持っています。非常に安価で手にしやすく最大限そのパフォーマンスはレース結果に表れているかと思います。NSR50/NSRmini/NSF100のミニバイクなどでも増えていますね。ぜひN-PLANレーシングさんまでお問合せしてみて下さい。ちなみに地方選手権で使用しているCBR250RR鈴木車はオーリンズTTX。大谷車はSHOWAのドリームカップ仕様のサスペンションと3台全て違うサスペンションを使用しています。それにも理由があってですが、それぞれのサスペンションの特徴とメリットデメリットは走らせて解るもので私自身も非常に勉強になります。今後もこの3メーカーで比較していきたいと思います。
当チームENDLESS TEAM SHANTIのCBR250RRはマフラー及びエンジンオイルの開発を担っております。エンジンオイルはCBR250RRの弱点でもある油温上昇の影響を受けやすい点をしっかりと対応出来るよう、常用温度の120~130℃でもエンジンオイルとして機能出来る事。そして更に他メーカーに対するアドバンテージを得る事を目標にトライボジャパン様とMoty’sの開発は進んでおります。現状では油温上昇に伴うギア抜けやパワーダウンはほぼ無く、クラッチテストも問題無くしっかりと機能し、開幕戦のもてぎは2位表彰台を獲得することが出来ました。こちらのエンジンオイルに興味を持たれたユーザーの皆さまはご連絡頂けたらと思います。
そしてN-PLANレーシング様と開発を進めているエキゾーストマフラーは開幕戦のもてぎを終えてSUGOのテストでサイレンサーのテストを引き続き行い非常に良いパフォーマンスを発揮しております。マフラーに関しての詳細は書けることが少なく申し訳無いですが、aRacerを搭載した車両での開発としています。HRCのECUではまた別の車両が開発しておりますのでお間違え無いよう。
開発を担うという事は、良くも悪くも使わなければならないというのが大前提でありますが、このどちらも良いパフォーマンスを発揮してくれており、マシンのアップデートは進んでおります。最終戦の鈴鹿には更なるパッケージで臨めるようテストを繰り返していきたいと思いまうす。各社共、わがままな要求に応えて頂きまして非常に感謝しております。