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全日本ロードレース選手権第3戦SUGO

2019全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦
スポーツランドSUGO
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木光来/HONDA CBR600RR
予選:24位 出走台数42台 決勝:17位

MFJ CUP JP250
ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:総合4位(INT4位) 出走台数26台 決勝:総合2位(INT2位)

近年稀にみる暑さとなった全日本東北ラウンドSUGO戦。事前テストから暑い熱いと言っていましたがこのレースウイークでも夏を感じさせるウイークとなりました。好調を維持して成長を魅せる鈴木光来はウイーク初日からベストタイムを更新。USEDタイヤでのアベレージもそれほど落差が無く、走り方を考え自分らしいセットアップでマシンを作るようチームも仕事をしました。予選は24番手でしたが、非常に前向きな予選の内容でした。本当は20番手以上を目指していましたがこれは今後の課題ですかね。迎えた決勝も30℃に迫る夏日。暑さの中無難にスタートした光来はヤマハのマシンに前を塞がれ11番手グループに離される事を危惧し、2コーナーで合わせ3コーナーでインを差しに行きます。正直見てるこちらはドキドキものでしたがライダーの高いポテンシャルがそうさせたのか?笑 前を行くグループに追いつくがそこでバラける集団。結果的にペースは落ち、17位ともてぎを上回る結果を残しました。
前戦もてぎのレースでは悔しい2位だった中村龍之介。今回こそはと臨んだレースでした。テストからレースウイークまでも非常に良いタイムで走っていましたがトップのTEC2さんとの距離が遠い・・・。勾配の多いSUGOでは苦労するかと思われるレースとなりました。予選は単独でも44秒台が出る事を確認し、後半にアタックへ。結果4番手スタート。前回よりは少し楽なポジションとなりました。問題のスタートはローンチコントロールを使わずクラッチスタート。集団を早くも抜け出し2台でのトップ争いに持ち込むかと思いましたが意外なほどペースが上がらず4台の集団になります。登りセクションで苦労する龍は馬の背からSPにかけて追いつきますがそれでも苦しい展開。ラストラップ、キツイかと思ったところで2番手と3番手が接触転倒。トップは離れ単独の2位フィニッシュとなりました。表彰台でも悔しい表情がどうしても勝ちたかったんでしょう。次戦の筑波は返してやろうな!

今大会も関東から応援に来てくれたファンの皆さま。そしていつもご支援頂いていますメーカー・スポンサーの皆さまありがとうございました。次戦はホームコース筑波サーキットで2レース行われます。応援の、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

もてぎロードレース選手権第2戦

2019もてぎロードレース選手権シリーズ第2戦
JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:1位 決勝:DNF





もてぎロードレース選手権も前半戦の折り返しとなる2戦目。早いですね・・・。このもてぎ戦は風が強かった。天候は回復し晴れで終えたものの終始風に悩まされました。金曜日の走行からファイナルとセットを見直して15秒台に突入した鈴木洋一郎はその速さを徐々に取り戻してきた感じだ♪15秒と言えばMFJカップでもそれなりのところを走れるタイム。このマシンはフルコンは無しでHRCのSTDのECUを詰めに詰めまくった車両。それでも乗り手で15秒出てしまうのだから。それも単独で。ポテンシャルの高いライダーと仕事が出来て本当に嬉しく思っています。予選は15秒には入らなかったもののポールポジション。去年も雨のもてぎでポールを獲ったが1周目で転倒した悪夢がよみがえる?笑 決勝は相変わらずのバッグスタートだったが3位に付けて1周目を終える。そこから5コーナー手前でトップに立ち130RからS字。俺はモニターを見ながら叫んだ。S字の右立ち上がりでリアから転倒。なぜ?ここで?しかもラップは20秒くらい。不思議でしょうがない。ライダーに聞いてもわけがわからないとうなだれていた・・・。一つの要因として今回の第2戦は転倒が多かったと思う。そしてJP250のレース中。この風と湿度。乾いた風にグラベルの砂が舞うのをモニター越しに確認。憶測でしかないがある程度可能性は否定出来なかった。ともあれ残念な結果となってしまったが存在感だけは最高だったと・・・思う笑

そして今回もCBRカップへクラブ員の小林さんが参戦。朝フリーでいきなり2秒ベストを更新し、覚醒したかと。予選はそれでも23番グリッドかな?レース出来るポジションだ。決勝スタートはこちらも相変わらずのゆったりスタート笑 でしたが抜きつ抜かれつのバトルを楽しめたようで良かった。ラスト2周。完走でなんとかと思いきや戻ってこない。ヘアピンで今回下ろしたてのRSTAICHI GP-EVO R107 TECH AIR RACE SYSTEMをテストしてきたらしい・・・。内臓エアバッグを身をもって体感するなんて。それもレース中に。とりあえず怪我が無くてホッとしました・・・。てなわけでうちは全滅。2台共転倒DNFで終わりました・・・。巻き返すぞ地方選!!

Photo by KIKUCHISAN

Aragosta Suspension

MFJ CUP JP250でのCBR250RR中村龍之介車のリアサスペンションはサポートを頂きましてアラゴスタサスペンションを使用しております。スプリングはHALスプリング。エンジニアはN-PLANレーシング中釜氏。今季初めてアラゴスタ様のサスペンションを手に触れてみました。ライダーのインフォメーションも非常にわかりやすく、素直なイメージを持っています。非常に安価で手にしやすく最大限そのパフォーマンスはレース結果に表れているかと思います。NSR50/NSRmini/NSF100のミニバイクなどでも増えていますね。ぜひN-PLANレーシングさんまでお問合せしてみて下さい。ちなみに地方選手権で使用しているCBR250RR鈴木車はオーリンズTTX。大谷車はSHOWAのドリームカップ仕様のサスペンションと3台全て違うサスペンションを使用しています。それにも理由があってですが、それぞれのサスペンションの特徴とメリットデメリットは走らせて解るもので私自身も非常に勉強になります。今後もこの3メーカーで比較していきたいと思います。

CBR250RRマフラー/オイル開発

当チームENDLESS TEAM SHANTIのCBR250RRはマフラー及びエンジンオイルの開発を担っております。エンジンオイルはCBR250RRの弱点でもある油温上昇の影響を受けやすい点をしっかりと対応出来るよう、常用温度の120~130℃でもエンジンオイルとして機能出来る事。そして更に他メーカーに対するアドバンテージを得る事を目標にトライボジャパン様とMoty’sの開発は進んでおります。現状では油温上昇に伴うギア抜けやパワーダウンはほぼ無く、クラッチテストも問題無くしっかりと機能し、開幕戦のもてぎは2位表彰台を獲得することが出来ました。こちらのエンジンオイルに興味を持たれたユーザーの皆さまはご連絡頂けたらと思います。
そしてN-PLANレーシング様と開発を進めているエキゾーストマフラーは開幕戦のもてぎを終えてSUGOのテストでサイレンサーのテストを引き続き行い非常に良いパフォーマンスを発揮しております。マフラーに関しての詳細は書けることが少なく申し訳無いですが、aRacerを搭載した車両での開発としています。HRCのECUではまた別の車両が開発しておりますのでお間違え無いよう。 開発を担うという事は、良くも悪くも使わなければならないというのが大前提でありますが、このどちらも良いパフォーマンスを発揮してくれており、マシンのアップデートは進んでおります。最終戦の鈴鹿には更なるパッケージで臨めるようテストを繰り返していきたいと思いまうす。各社共、わがままな要求に応えて頂きまして非常に感謝しております。

MFJCUP JP250 サポートメーカー様

今期全日本ロードレース選手権シリーズ MFJ CUP JP250へ参戦しているENDLESS TEAM SHANTIのCBR250RR中村車のサポートメーカー様です。多くの方々に支えられてレース活動が出来ていることを改めてお礼申し上げます。また、エキゾーストマフラー及びエンジンオイル開発においてN-PLAN様・トライボジャパン様との連携を取っております。この開発がしっかりと実を結び、他車ユーザー及び地方選手権ライダーへの恩恵が大きくなることを願っており、サポートメーカー様へ貢献できるよう尽くしていきたいと思います。

・CBR250RR 車体提供 株式会社桜井ホンダ様
・エキゾーストマフラー N-PLANレーシング様
・エンジンオイル(Moty’s) 株式会社トライボジャパン様
・リアサスペンション アラゴスタ様
・チェーン(DID) 大同工業株式会社様
・タイヤ(DUNLOP) 株式会社ダンロップモーターサイクルコーポレーション様
・モニター(水/油温計) 株式会社アクティブ様
・フェアリング Y2S-PLEASURE様
・ブレーキディスク 株式会社アドバンテージ様
・ブレーキパッド/フルード(ENDLESS) ワイルドハウス様
・スプロケット(ISA) 株式会社アイ・エス・エー様 ・ECU(aRacer) JOBEVO TEC2様 ※ご協力
※順不同

全日本SUGO事前テスト

全日本ロードレース選手権も東北ラウンド。再来週に控えるレースウイークに向けて公式テストでした。快晴のスポーツランドSUGOにてST600の鈴木光来は順調にテストを繰り返し、1日目から2日目へ大きく前進しました。ようやく600ccに乗りなれてきた感じもあり、サスペンションセットはかなりポジティブなイメージでした。コース攻略が大前提ですがまずはもてぎで詰め切れなかった部分を修正することからでしたが、最後の走行ではUSEDタイヤで初日のフレッシュタイヤでのタイムを大きく更新し、レースへ向けて非常に期待の持てるテストで終えました。やや風が強かったですが、とりあえず牛タンも食べに行き東北も満喫したようなしてないような笑 SUGOはうちにとっては鬼門のコース。毎年トラブルや転倒があるのですが、今回も少し電装系のトラブルにより2日目の1本目の走行は10分しか走行できませんでした・・・そろそろ払拭するのにレースウイークにはしっかりと準備して臨みたいと思っています。もちろんJP250の龍もね!

ラッピング施工開発テスト車両募集。

株式会社rouxroux MC事業部GARAGE SHANTIではオートバイのラッピングの施工開発車両を募集しています。以下の車両を募集とし、施工後はそのままお渡しいたします。デザインに関してもユーザー様の希望通りのカラー&デザインと致しますのでこちらからの提案のみではありません。カラーチェンジ/デザインフィルム施工の2パターンを考えております。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい。こちらは5月いっぱいでのモニター募集とさせていただきます。






・募集車両 DUCATI/BMW/KTM 各1台ずつ 現行車両での大型バイク。
・ラッピングモニター価格 ラッピングフィルム代+¥10,000~¥20,000(パート/フルで変わります)
・募集期間 5月末
・納期 約1週間程度(デザインにより多少伸びます。)

通常価格よりかなりお得なモニター価格になりますので、ぜひこの機会に応募して頂けたら幸いです。
また、施工後のリペアは通常の施工料金がかかりますのでご了承下さい。

お問合せ先
03-6802-5330
info@shanti-lp.com

SUGOプライベートテスト

スポーツランドSUGOへテストへ。ライダーはST600の鈴木光来とJP250の中村龍之介。前日の夜に出てトラックにて仮眠・・・寒いし眠れないし久しぶりの車中泊はキツカッタ。SUGOは快晴!だが爆風・・・。それもハンパ無い。龍之介は淡々とマフラーとサスペンションのテストを。光来は中学生以来のSUGO攻略を。2人共まずまずのフィーリングで終えました。次週は全日本SUGOの事前テスト。JP250は無いので龍はこのままレースウイークに入ります。1日でどれだけ詰められるか?そして光来はしっかりと前を向いてどれだけポジションを上げられるか。マシンの理解も進み期待してSUGOのテストに臨みたいと思います。
そしてガレージに戻りましてクタクタ・・・そうGW渋滞にハマり8時間ほどかかりました・・・お疲れ様でした・・・。

筑波ツーリストトロフィーinAPRIL

筑波ツーリストトロフィーに行ってきました♫毎年何かしらのレースと被り、うちのお客さんも出る方がいないので年に1回くらいしか行きません笑・・・がこのレースはエントラントの皆さんが本当に楽しそうであぁこれがレース楽しむことだよなって思い出されるんです。今回は前回ラッピングしたモンスター1100Sのオーナーさんのサポートで行って参りました。なんだかんだロードレースにリターンしたライダーなのでうちの設備をほとんど利用しました笑 さすが元国際ライダーだけあって大してテストもしていないノーマル車両なのにどんどん乗りこなしていきます。結果的には中盤くらいで終わってしまったのですが、誰よりこのレースを楽しんだと思います。グリッドでの写真は最高でしたがここでは秘密にしておきます・・・え?なぜかって?なぜでしょう?参戦したBOTTは歴史あるレースですしこのイタリア娘でのレースもとても良いなって感じました。大排気量の2気筒って考え方が少し違うところもあって使用するオイルやパーツ類もそれ相応です。それが興味深く面白い。イタリア車大好きな私が気にならないわけがありません・・・。今後もこのレース活動をお手伝いできると思いますのでまたテストなどあればここに書いてみようと思います♫

DUCATI MONSTER1100S フルラッピング

DUCATI/MONSTER1100Sのフルラッピングが完成しました。筑波サーキットで行われる筑波ツーリストトロフィーBOTTに参戦する車両のため、急ピッチで仕上げましてなんとかオーナーさんへ引き渡すことが出来ました。車体のベースフィルムはもちろん3M製1080フィルムでカラーはマットグレーアルミニウム。光の加減で明暗がくっきりと変わります。光があたると鮮やかなシルバーが光ります。個人的にとてもかっこいいカラーです。ラインで入れた赤はメタリックレッド。こちらもラッピングフィルムを型を起こしたデータからカッティングマシンで切り出し施工しました。メタリックの赤がアルミカラーに絶妙にマッチングしています。そして、今回はサーキットを走るとのことで、タンクやシートを1枚もので覆っていません。なるべく視覚的にダサくならないところで分割で施工しました。というのも転倒リスクがあるため、破損した部分だけリペアがしやすいのでコストも作業時間も抑えられます。基本的にはこのやり方をおすすめします。この後にサーキット走行をしましたが、DUCATIの強烈な熱でもマフラー下部のアンダーカウルのラッピングフィルムは浮き上がりも無く全く問題ありません。オートバイはこの熱がかなり問題と思っていましたが全く大丈夫です。ぜひ皆さんもオートバイのドレスアップとして、そしてバイクの楽しみの一つとしてラッピングでのカラーチェンジをお試しくださいませ♫