レース

全日本ロードレース選手権第3戦SUGO

2021全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦
宮城県 スポーツランドSUGO
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:3位(3位)
決勝:霧のため中止 ※カッコ内はINTクラス


第2戦はJSB1000クラスのみの開催だったためにこの第3戦SUGOが当チームの2戦目という事になりました。事前に行ったテストはドライでの走行となり、新型CBR250RRのポテンシャルを非常に良く引き出す事が出来ておりました。セットアップも開幕戦より進み、チーム/ライダー共に自信を持って臨んだこの東北ラウンド。しかしながら予報を覆すことなくレースウイークは雨。金曜日に行われた特別スポーツ走行もレインコンディションの中、1本目はトップで終える事が出来レインへの対応も早々に進んでおりました。
しかしながら2本目には雨が止み霧が発生。開始直後に濃霧のため走行は中止に。コンディションが変わりやすい難しいウイークを覚悟していました。
迎えたレース当日も雨。予選開始時には少し小康状態となっていましたがレインコンディションの中淡々とタイムを上げ始める中村。2番手に付けており最後の計測でアタックを開始しましたが、レインではタイム差が非常に大きくなる傾向がありうまくクリアラップを取れずにそのまま終了。最後に3番手に落ちてしまいましたがなんとかフロントローを獲得致しました。
今回はJSB1000のレース1の前に行われるJP250クラス。しかし他のクラスもまたしても濃霧によりセッション中断などで決勝レースが始まる頃には深い霧に包まれてしまいました。スタートはディレイ。時間も押していることから30分の猶予を見て霧が晴れなければ中止という状況に。・・・が、変わりやすい山の天気はそのまま真っ白でありそのままレースは中止。その後に行われるJSB1000のレース2も中止となりました。中止という結果は非常に残念でしたが開幕戦より進んだマシンには手応えを感じております。
次戦はホームコース筑波サーキットでの2レース。2年ぶりの開催ともあれば自ずと気合いも入ります。まずはしっかりと1勝を目指し戦って参ります。今回も応援ありがとうございました!!

ENDLESS TEAM SHANTI
代表 風晴大翼

2021 TEAM OFFICIAL PARTNER

2021 全日本ロードレース選手権 MFJ CUP JP250
ENDLESS TEAM SHANTI
HONDA CBR250RR
ライダー:中村龍之介
チーム代表:風晴大翼

——Official Partner——
ENDLESS
WILDHOUSE (ENDLESS Motorcycle)
桜井ホンダグループ
CHOUETTE BLANCHE INC.
N-PLAN Racing
ATOM
SS’MOCHIZUKA
DUNLOP (DMC)
Moty’s (トライボジャパン)
RS TAICHI
ACTIVE
ISA SPROCKET
DID (大同工業)
ADVANTAGE
Y2S PREASURE
NTR TNK
オートプラザドリーム浜松
S&E PRECISION
柴田工芸
マニヤレジン工業

※順不同敬称略

もてぎロードレース選手権第1戦

2021もてぎロードレース選手権シリーズ第1戦
JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:5位(5位) 決勝:4位(4位)

SKY by SHANTI JP250 小林元 予選:12位(11位) 決勝:15位(15位) CBR250R DREAM CUP B 谷口弘 予選:19位 決勝:20位
今年は全日本開幕戦後にもてぎロードレース選手権が開幕するというチームを運営している側からすると不規則なスケジュールとなりました。しかし全日本で得たデータを元に鈴木選手の駆る新型CBR250RRはしっかりと初日から良い感触でレースウイークに入りました。あえて言うならば全日本でネガティブだった部分がこのもてぎ開幕戦で解消され良い相乗効果で地方選/全日本がリンクしています。ちなみに中村龍之介車と鈴木洋一郎車はほとんど同一スペックです。予選は昨年の自己ベストを更新するタイムで周回し、最後のアタックでは惜しくも前走者に引っかかってしまい更なる更新は出来ませんでしたがライダー的には今までに無い好感触で決勝レースに向けて気合い十分でした。
迎えた決勝レース。スタートでやや出遅れ・・・前を塞がれたままトップ集団を逃がしてしまいます。JP250クラスは1周目の順位でほとんど決まってしまうといっても過言ではないくらいに集団が抜け出します。これにより4位集団セカンドグループでの周回に。3~4台のグループは順位を入れ替えながら走行し、鈴木選手も徐々にペースが上がります。周回ごとにパスし残り3LAPでセカンドグループのトップに立ちます。そのまま後続をやや引き離しながら4位チェッカー。惜しくも表彰台は逃してしまいましたが非常に良いレースだったと本人も好感触を得たレースとなりました。

またクラブチームであるSKY by SHANTIからはJP250クラスへレース歴3年目の小林選手がエントリー。前日練習でいきなり大幅なタイムアップを果たし予選ではなんと1秒以上上げて12位と、中盤でレースが出来そうなタイムとなりました。こちらの小林車も新型CBR250RRです。少しマフラーテストをしてもらいましたがそちらもかなり良かったようで。・・・が決勝はやはりレース経験の差が出ます。単独のタイムアタックでは無いですのでリズムを乱し、ラストラップ気合のオーバーテイクをしていきますが最後はS字にてオーバーラン。15位完走扱いとなりました。また次戦期待しましょう♪
またCBRカップには谷口選手が。こちらも調子良くレースウイークに入りましたが当日は少し気合いの入れ過ぎか力が入ってしまいましたね。それでも昨年よりしっかりと走れているのが伝わってきます。決勝レースはこちらもリズムを乱してしまい・・・惜しくも予選順位から下がってしまいました。

もてぎも開幕し、いよいよ本格的なレースシーズンが始まりました。全日本そして地方選手権もしっかりと戦って参ります。今年もよろしくお願い致します!写真を撮って頂いたカメラマンの皆さんありがとうございました!

全日本ロードレース選手権第1戦ツインリンクもてぎ

2021全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
ツインリンクもてぎ
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:4位(3位)
決勝:3位(3位) ※カッコ内はINTクラス


全日本ロードレース選手権が開幕しました。ENDLESS TEAM SHANTIは引き続きJRR MFJ CUP JP250クラスへ参戦致します。まだまだコロナの影響が残る中、開催された事は非常に嬉しい事です。正直今シーズンはどうなるのだろうと思っておりましたが・・・予定していましたその他のレースはキャンセルとなり、この全日本JP250へ注力して参ります。
マシンは新型のCBR250RR。シェイクダウンはレースウイークの数日前となり、昨年より変更したサスペンションユニットやECU等のセットアップはまだまだ不完全で手探りのレースウイークとなってしまいました。昨年は雨レースでしたが今年はスッキリドライで開催されて天候に恵まれたレースとなりました。翌日曜日の決勝レースは天気に翻弄されていましたけども・・・。
特別スポーツ走行では主に足回りのセットを中心に進め初日こそ総合トップでしたがイマイチタイムが伸びず。非常に苦労しました。龍之介も必死にライディングしてくれてなんとか形になったであろう予選。13秒0まで伸ばしたところでその先の一歩が進まない。昨年のドライのタイムを上回れず残念なグリッド順となってしまった。
決勝レースは日が陰り始めた夕方。スタートは無難に決めて最初の1周目にしっかりとポジションをあげて帰ってくる龍之介。しかし思うような展開にはならず2番手3番手を激しくポジションを入れ替えながら終盤まで引きずってしまった。ラストラップでミスをし、アドバンテージの少なかったダウンヒルでうまく仕掛けられずにそのまま3位でフィニッシュ。中々思うように走らなかった分ライダーの頑張りでなんとか乗った表彰台になりました。それでも次戦のSUGOに向けて多くの収穫はあり、今この文章を書いているこの瞬間もアップデートは続いていく。このパッケージで3年目のシーズン。まずはしっかりと1勝したい。

筑波ロードレース選手権第1戦

2021筑波ロードレース選手権シリーズ第1戦
JP250(N)
58SCHOOL&TEAM SHANTI
HONDA CBR250RR
大和田亮介
予選:6位(4位) 決勝:4位(3位)




筑波サーキットもいよいよ開幕となり今シーズンのロードレースが始まりました。まだまだコロナの影響があり通常通りとはいかないが、開催してくれているサーキット側には感謝しかないと思います。ありがとうございました。
今シーズンからチームをジョイントして筑波選手権に参戦することになりました大和田選手のサポートで金曜から現地入り。大和田選手は筑波TTから上がってきたライダーでピレリタイヤからダンロップタイヤへの乗り換えに少々手間取り金曜のテストは正直あまりよく無かったが、マシンはエンジン・サスペンション共に良好でECUのセットアップは進み抱えていたマシンのフロントフォークの問題も改善された。ハードはOK。ライダーの乗り手待ち。そんなレース当日となりました。
昨夜の雨が残る中、JP250クラスの予選はほぼドライ。他のライダーもタイムが上がらない中、金曜の自己ベストを上回るタイムを伸ばしていく大和田選手。アジャストしたリアサスペンションも非常に機能してくれ、総合6番手となったが決勝に向けて良い走行となりました。
迎えた決勝は気候にも恵まれ、絶好のレース日和となりましたね。ローンチコントロールは昨年から慣れていますが、反応が遅れ少し出遅れるものの1周目でしっかりと順位を挽回。前を走るライダーと追い詰めコンスタントにレースを運ぶ姿はJP250のベテランライダーのようですね笑 タイムも昨年の自己ベスト付近まで上がり、トップグループとは少し離されてしまいましたがクラス3位でチェッカー。大和田選手にとってJP250クラスへステップアップし初めてのレースで表彰台を獲得しました。短いテスト期間でしたが、多くのスタッフ、クルー。アドバイザー。チーム一丸となって獲得した表彰台となり、嬉しい1日となりました。

次戦。本隊のENDLESS TEAM SHANTIは全日本ロードレース選手権開幕戦となるツインリンクもてぎです。こちらもしっかりと準備して臨みたいと思っております。合わせまして応援の程、よろしくお願い申し上げます。

Photo by Kikuchisan Spl Thx

全日本ロードレース選手権第5戦鈴鹿 MFJ GP

2020全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
鈴鹿サーキット
MFJ CUP JP250

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:4位(4位)
決勝:3位(3位) ※カッコ内はINTクラス


あっという間の最終戦。鈴鹿サーキットでのレースは1年ぶりだ。朝は非常に寒い気温で、昼の2本目の走行とはガラっと変わる難しいコンディションに加え初日は風に悩まされた。龍之介もチームもかなり自信を持って臨んだ鈴鹿だったが、今年一番苦しんだサーキットになってしまった。ファイナルやECUマッピング、そしてサスペンションとかなり振り回されベースセットが出たのは2日目の二本目。そこから何も出来ずに予選を迎える事になりました。
予選の日。気温は7℃とかなり寒い冬のようだった。ある程度想定しのことだったが20分という短いセッションの中で龍之介もミスをした。位置取りや予選時間を見誤り、結果的に自分が使われる事となり4番手で終えた。
決勝は変わってかなり暖かい。4番手からスタートした龍之介は1台間に入ってしまいトップグループからいきなり出遅れた。トップが逃げる中、4番手集団はいよいよ団子になりバトルが始まってしまいもう抜け出せない。ストレートもいまいち走らない状況で非常に苦しいレースだったと思う。なんとか振り切り、3番手のライダーが単独転倒。3位でフィニッシュしました。
想定外の事が起こる。これはわかり切ってはいたがここまでキツいレースは久しぶりだった。チームも非常に成長したしライダーもマシンの熟成に合わせて頑張ってくれたと思う。結果的にはシリーズランキング2位で終えましたが俺は全然嬉しくなかったよ・・・。桜井ホンダのお客さんや多くのスポンサー、関係者の皆さんは喜んでくれたのは救いだった。本当に感謝しかない。心を込めてありがとうございますと言いたい。
来シーズンの体制はまた追ってこちらにてご報告させて頂きます。
まずはこの新型コロナウイルスの影響が残る中、しっかりと1年戦えたことに感謝致します。ありがとうございました。

全日本ロードレース選手権第4戦ツインリンクもてぎ

2020全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦
ツインリンクもてぎ
MFJ CUP JP250

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:3位(2位)
決勝:2位(2位) ※カッコ内はINTクラス


ENDLESS TEAM SHANTIのホームコースであるツインリンクもてぎにて全日本ロードレース選手権第4戦が行われました。MFJ CUP JP250クラスは現在ランキング2位。岡山と筑波が中止になった影響もあり1戦1戦が非常に重要な今年のシーズンなっている。当初の予報はレースウイークを通して雨となっていたが木曜から始まった走行は金曜日までドライとなった。初日はいつもながら?あまりタイムは伸びなかったが、2日目のサスペンションセットがハマり大きくタイムアップ。12秒台まで上げてきた。もてぎとは比較的相性の良い龍之介だが、問題は土曜の雨予報。
冬の寒さにレインコンディションという中々ハードな中で予選は徐々にタイムアップしていき2位をキープしていたが、最後のアタックで最終コーナーでひっかかり僅かしかタイムを伸ばせず。あげく3位にポジションを落としてしまった。決勝はフロントロー3番手からのスタートに。
雨が強まる中・・・寒さも朝より厳しいのでは?そんな状況で夕暮れの決勝レースがスタートした。スタートはまずまずだったが序盤にトップが逃げてしまう。あまりのハイペースに龍之介は2番手争いの集団へ。中盤に2台が抜け出し3番手争いへもつれこむが、オーバーペースなのか?なんとトップ2台が次々と単独で転倒。一気にトップ争いに変わる!前を行くゼッケン1番に何度かチャレンジするところまで追いつくものの130Rにて痛恨のギア抜け。そこで離されてしまい万事休す。そこからのリスクは回避して2位でチェッカーを受けました。現在ランキング2位。最終戦鈴鹿に持ち越しです。
ホームコースにて多くの応援ありがとうございました!!

SKY by SHANTI DREAM TEAM/もてぎロードレース選手権第4戦

もてぎロードレース選手権第4戦CBR250R DREAM CUPにSKY by SHANTI DREAM TEAMから当社代表の風晴が参戦致しました。遡ること8月某日に風晴が当チームのCBR250Rにてオイルテストした事から始まったプロジェクト。久しぶりのもてぎの走行でありロードコースは1年に1度乗るか乗らないかの状況でしたが3度のテストを行っての参戦となりました。
この新型コロナの影響の中で暗いニュースばかりが目立ち、レースも短縮や中止が多い中、チーム関係者をはじめとした皆さんに楽しんでもらおうと参戦を決めました。また、自身の製作したマシンと自身の考えがリンクしているのか?自身が乗ってそれをまだ理解出来るところにいるのか?という課題も背負っておりました。スプリントレースは6年ぶりということでしたがそれほど自分としては緊張も無く楽しんで終えたレースとなりました。
多くの関係者やチーム員、そして諸先輩方も応援に来て頂き、まさにドリームチーム状態でレースが出来たことに感謝しております。また、もてぎ地方選手権でのエントラントの皆さんからも応援やヤジ?笑 罵声?笑 なども頂きましてプロジェクトとしても大変よかったと思います。実況アナウンサーの柿沼さんにも当社のENDLESS TEAM SHANTIの名前も実況の中に織り交ぜ感謝しております。
実は金曜日の走行のタイムを超えられず、マシンも吸排気の組み合わせが悪いことに気付き臨んだレースとなり苦しいレース展開でしたが、得たものは非常に大きく、そして何よりレースは最高に楽しいものだということを改めて実感致しました。既存のオートバイユーザーさん、そしてビギナーのサーキットユーザーさんにもこの楽しさを伝えるお仕事をさせて頂いておりますので今後のレーシングサービスにも活用出来るように取り入れていきたいと思っております。今回の私の参戦にあたりご協力して頂きました皆様、本当にありがとうございました!!

もてぎロードレース選手権第4戦

2020もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦
JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:7位(5位) 決勝:10位(8位)





地方選手権ももう最終戦。このツインリンクもてぎは最初に最終戦を迎えました。JP250クラスの鈴木選手はテストや練習不足もあり非常に不安を抱えるレースウイークとなってしまいましたが、こういったところにも新型コロナウイルスの影響は出てきています。仕事やプライベートへも影響する中でのレース参戦まずは1年間お疲れ様でした。予選は自己ベストには程遠いタイムで7番手。計測最後のラップにオーバーランをし左側で軽い転倒をしてしまいました。これが決勝へ響いたのか、決勝中にシフターのトラブル。・・・なのか他のトラブルなのか、UP/DOWN共にaRacerの機能が不安定になり非常に苦しい展開になってしまいました。決勝前に確認した箇所でのトラブルで非常に残念に思っていますがなんとか無事クラス8位でフィニッシュ致しました。
また、今回はいつもST250クラスに参戦しているクラブチームSKYbySHANTIの小林選手がJP250へ初参戦。(最終戦はST250クラスの開催が中止のため)予選では朝フリーで出した自己ベストを更新出来ず・・・。決勝もミスからS字にてオーバーランしてしまいましたが、上のクラスでの緊張感やレベルの高さを肌で感じ、来年のもてぎのレースで生かしてくれると思っております。STの仕様でもある程度JPでも戦えると思っておりますが、トップは全日本を想定しての参戦で非常にレベルの高いレースとなっておりました。
そして土曜日に行われたCBR250R DREAM CUPには谷口選手も参戦。病院勤務の傍、レース活動しておりますがお仕事での日々の大変さはこのご時世察しております。レース参戦してくれて非常に嬉しく思っております。谷口選手も決勝では自己ベストを更新してくれ、楽しいレースが出来たとおっしゃって頂きました。練習やテストの少ない中、こうして皆さんとレースが出来ることは何より嬉しい事です。この新型コロナウイルスの脅威が1日も早くなくなり、来年も無事レースが開催されることを切に願うばかりです。エントラントの皆さん、サーキット関係者の皆さんそしてチーム関係者の皆さんありがとうございました!

全日本ロードレース選手権第4戦AP

2020全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦
オートポリス
MFJ CUP JP250

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:1位(1位)
決勝:3位(3位) ※カッコ内はINTクラス


全日本岡山が中止になり、このオートポリス戦が実質2戦目となった全日本ロードレース選手権シリーズ。新型コロナの影響で日曜日に予選決勝となり1日多くテスト走行が設けられました。しかしながら秋雨前線の影響により九州は大雨となり、初日は濃霧により全セッションがキャンセルとなりました。
翌土曜日は快晴のオートポリス。2本のテスト走行でサイレンサー及び足回りの仕様を変更しライダーも1年ぶりとなるコース攻略い時間を使いました。昨年は3位となる結果で悔しい思いをしたサーキットだけに今回は勝つことを見据えて臨んだレースでした。
日曜日も快晴となり秋晴れのウイーク最終日。予選は単独でのアタックと決め、計測1周目から自己ベストを更新する走りをみせます。前日のテストより1.5秒ほどタイムを縮め、昨年より参戦開始した全日本ロードレース選手権MFJ CUP JP250クラスにて初のポールポジションを獲得致しました。
全カテゴリー最後のレースとなった決勝レースは夕刻の日の入り手前の時間となりましたが多くのファンが見守る中スタート。良い反応を見せた中村でしたが、1コーナーは2番手で通過し笠井選手との2台のトップ争いに抜け出します。時折トップに立つものの中々ペースの上がらないトップグループに追いついてきた3番手のマシンにも気づいておりましたが、いまいち攻めあぐねている中村。終盤になり完全に3台のトップ争いとなり最終ラップに隙を突かれて3番手に後退、ジェットコースター手前で必死にインを差しに行きますが立ち上がりの苦しい中村はまたも3番手に後退し最後の登りセクションに突入。抜き所の少ないセクターでなんとかインに付こうとラインを変えチャレンジしますが3位でフィニッシュとなりました。
課題だった予選が良かっただけに、一瞬のスキを突かれ突き放されてしまった非常に悔しいレースとなりました。次戦はホームコースでもあるツインリンクもてぎ戦。しっかりと結果を出せるようチャレンジして参ります。応援の程、よろしくお願い申し上げます。