レース

筑波ロードレース選手権第2戦

筑波ロードレース選手権第2戦。雨予報かと思われましたが晴天に恵まれてドライでのレースへ。JP250クラスには前回から引き続き大和田・田中が参戦。前日は大雨によりほとんど走行が出来なかったものの、大和田選手は予選で自己ベストを記録するなど好調を維持していました。田中はCBR250RRドリームカップに近い仕様でのマシンながらなんとか大和田選手の後ろに付け健闘。熱いレース当日になりました。
レースがスタートし良いスタートを決めた大和田。しかし1周目にはトップ2台に離されペースが上がりません。3位以降少し固まったレース展開となり後方には田中、そして今回から投入されたというYAMAHA YZF-R3が迫ります。田中も懸命に前を行く大和田を追いかけ、追いつき3台での3位争いとなりました。田中は得意の1コーナーでのブレーキングで前に出ますが、最終ラップに1コーナーで大和田が再度逆転。そしてイエローフラッグ・・・。うちの2台が絡んだかと思われましたが戻ってきたのは大和田選手。3位フィニッシュとなりました。田中はクロスラインでイン側ゼブラ上でハイサイド転倒。後続を巻き込んでしまい大変申し訳なく思っております。
これで大和田選手は僅差のランキング2位に浮上。シリーズが楽しみになってきました♪

全日本ロードレース選手権第1戦MRもてぎ

2022全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
栃木県 モビリティリゾートもてぎ
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI JP
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:8位(6位)
決勝:DNF


2022年の全日本ロードレース選手権が開幕致しました。ウイーク前のテストでハイサイドにて転倒した中村龍之介は足の骨折が完治しないままの参戦となってしまいました。オフシーズンのテストは寒波で思うようにいかず。ウイーク初日の走行でもフロントフォークの問題を引きずってしまい、更にはエンジントラブルも抱えながらと満身創痍の戦いとなってしまいました。今シーズンから新たに投入したものが機能せずに、更にはセットアップも進まない現状に、予選から昨年型に戻しなんとか最低限のタイムをクリア。予想だにしていなかったレース当日は全く上手くいかない状況に。
決勝レースは上手くスタートを決めた龍之介ですが、丸でアドバンテージが無い状況に、必死にコーナーで食い下がります。見ているチームスタッフも悔しさでいっぱいでした。怪我をおしてのライディングに少しでも前へ前へという姿勢は龍之介の気迫が伝わってきました。そして終盤の3コーナー。前を行くライダーがリアからスリップダウン、そこへ龍之介が突っ込み、更には後続にも轢かれてしまいます。万事休すでリタイヤ。全てが噛み合わない開幕戦となってしまいました。応援頂いている皆さまには本当に申し訳なく思っております。気持ちを切り替えて次戦SUGOへ臨みたいと思っております。ありがとうございました!!

もてぎロードレース選手権第1戦ST250T優勝

もてぎロードレース選手権第1戦ST250Tクラスに参戦する酒巻選手が昨年の全戦ポールトゥウィンに続き、5連勝で開幕戦を優勝致しました。昨年よりECUのセットアップからサスペンションをTEAM SHANTIで担当させて頂いております。非常に安定した速さと、レース運びの上手い酒巻選手の組み合わせがマッチした結果となりました。現行のCBR250RR(MC51)と今年より投入して頂きましたモリワキマフラーの組み合わせも中速域のアドバンテージが強く、3台のバトルにも競り勝つ事が出来ました♪
STクラスは現状HRCのSTD ECUしか使えませんのが、データロガーからの情報を上手く取り入れまだまだ速くなります。当社のスポンサーメーカーでもあるモリワキエンジニアリング様のマフラーはGARAGE SHANTIにて購入可能です。ベースとなるマップデータもお渡し出来ますのでお気軽にご相談下さい!

そしてこのレース。ENDLESSブレーキパッドユーザーが1.2フィニッシュとなりこちらも非常に嬉しいレースとなりました!

もてぎロードレース選手権第1戦

2022もてぎロードレース選手権シリーズ第1戦
JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:11位(8位) 決勝:8位

SKY by SHANTI
JP250(N) 小林元
予選:18位(14位)決勝:16位

58Shcool&CLUB SHANTI
JP250(N) 大和田亮介
予選:6位(4位)決勝:5位

Jr.TEAM SHANTI
JP250(N) 田中啓介
予選:7位(5位)決勝:6位

SKY by SHANTI ST250S 谷口弘
予選:25位(21位)決勝:21位

モビリティリゾートもてぎに変わり最初の地方選手権が開幕しました。当チームからは5台のJP250クラスへのエントリーとなり、過去最多出走となりました。大和田・田中は筑波戦の好調さをそのままに繋げていって欲しいところですが、鈴木がマシントラブルを少し抱えながらのレースとなってしまいました。
全日本前もあり、全日本参戦ライダーも多く参加する中で予選順位は各ライダー共に満足出来るものでは無い結果に。非常に難しいレースとなりました。
決勝レースは大和田・田中の4位争いとなりトップグループからは離されてしまいましたが、今回もチーム内バトルは大和田選手に軍配が。次戦はしっかりと表彰台を目指していきたいと思います。
また、小林・谷口も力を出し切れなかったレースとなってしまいましたが、こちらも次戦に備えてしっかりと準備出来ればと思います。

筑波ロードレース選手権第1戦

2022筑波ロードレース選手権シリーズ第1戦
JP250(NAT)
Jr.TEAM SHANTI
田中啓介
予選:4位(3位) 決勝:4位(3位)

58School&CLUB SHANTI
大和田亮介
予選:3位(2位)決勝:3位(2位)

2022年シーズンが筑波サーキットの地方選手権で開幕しました。今シーズンより加入しましたジュニアチームの中学生ライダーの田中はルーキーとしてJP250クラスにデビュー。大和田選手も引き続きJP250クラスに参戦致します。オフシーズンはあまり筑波サーキットでのテスト回数は多くなかったものの、前日の金曜日の特別スポーツ走行では元気な走りを見せてくれました。気温も上がり、絶好のレース日和となったレース当日。予選が開始され上位5台のタイム合戦となりましたが、田中・大和田共に目標としていた5秒台には届かずとなってしまいました。それでも決勝はトップグループでの戦いとなる事は予想されていたので優勝を目指して決勝の時間を待ちます。
田中は予選最後のアタックで2ヘアピンで転倒。マシンが自立走行してしまいイン側ガードレースにヒットしてしまいましたが、決勝ギリギリに修復が間に合い、こちらも優勝を狙っていきます。
決勝。フロント・セカンドローから飛び出した2人は予選通りの順位で序盤を周回します。田中は果敢に前の大和田選手を攻め立て、1コーナーでパスをし前に出る姿勢を見せてくれました。その翌周、大和田選手はミスをしトップグループから離れてしまいます。しかしそこで吹っ切れたのか・・・ベストラップを刻みながら猛追。気迫溢れるライディングで最終ラップに2台をかわし総合3位、クラス2位でチェッカー。田中は2ヘアピンでミスを犯し、先行を許しましたが最後まで戦いましたがクラス3位で終えました。
また今シーズンから当チームとジョイントしている日比選手もその後ろ総合5位でフィニッシュし、2位3位4位という結果に。目標としていた表彰台独占はなりませんでしたが、次回はしっかりと目標を達成出来るよう準備して参ります。
筑波サーキットが開幕し再来週にはもてぎ地方選手権が開幕します。田中・大和田選手も参戦致します。当チームからは6台参戦予定となりますので引き続きよろしくお願い申し上げます。

鈴鹿サンデーロードレース選手権最終戦 NGK杯

2021鈴鹿サンデーロードレース選手権シリーズ最終戦 NGK杯
JP250(N)
SAKURA BASE & CLUB SHANTI SHANTI
小林正義
予選:10位(7位) 決勝:7位(4位)

58Shcool & CLUB SHANTI
JP250(N) 大和田亮介
予選:25位(21位)決勝:20位(17位)

TEAM SHANTIとして最後のロードレースとなりました鈴鹿サンデーロードレース選手権最終戦NGK杯に2人のライダーが参戦致しました。小林正義選手はかつてのIAライダーで25年ぶりとなる鈴鹿、そして選手権への参戦。大和田選手も初めての鈴鹿のレースとなりました。そんな2人のライダーをバックアップするべくチーム本隊が鈴鹿入りし、事前に一度だけテストを経てのレースとなりました。小林選手は走行毎にタイムを更新し、目標としているタイムを大幅に超えますが予選の終盤に予期しないマシントラブルで順位を上げる事が出来ませんでした。(こちらはパーツトラブル)大和田選手も不慣れな鈴鹿の攻略に苦戦しながらもタイムを更新し、予選を終えます。
2DAYで行われるレースは日曜日決勝。初めて乗るCBR250RRに小林選手は良いスタートを切ります。トップグループは集団となりしっかりと食らいついていきます。が、集団のペースが意外にも速く想定していた車体の許容範囲を超えてきますがそこはベテランらしくしっかりと合わせてきます。終始トップグループでのレースとなりましたが終盤に他車と接触があり離されますがNATクラス4位でフィニッシュ。タイムも31秒前半と全日本と遜色無いレベルへ。
大和田選手も決勝レース必死にレースを展開しますが、なんと終盤に予選に小林選手に起きたトラブルがこちらも発生・・・。対処していただけに悔しいトラブルとなりましたら無事にレースを終えました。
当チームが完全バックアップし、表彰台には登る事が出来ませんでしたが良いレースを見せてくれた事に感謝しています。
やっぱり鈴鹿は最高だ♪

もてぎロードレース選手権ST250Tチャンピオンおめでとうございます‼

もてぎロードレース選手権ST250Tクラスに参戦しております酒巻選手が最終戦にポールポジションから優勝を決めてくれました。今シーズンからジョイントし、前後サスペンション/ECUマッピング/エンジン等のテクニカルサポートを行ってきました。今回のポールトゥウィンでなんと開幕戦から全戦ポールトゥウィンを成し遂げシリーズチャンピオンに輝きました。おめでとうございます。ツインリンクもてぎのST250Tクラスも非常にレベルが高く、JP250クラスのようなタイヤの制限が無いですが白熱したレースが行われています。その激戦の中で当社も関わった中、結果を出してくれまして非常に嬉しく思っております。
来シーズンも期待しています‼
CBR250RR/JP250クラス/ST250クラスのご相談は随時承っております。マシン制作からぜひご相談下さいませ。お待ちしております♪

もてぎロードレース選手権第4戦(最終戦)

2021もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦
JP250(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
鈴木洋一郎
予選:7位(5位) 決勝:リタイヤ

SKY by SHANTI
JP250(N) 小林元
予選:11位(9位)決勝:15位(13位)

58Shcool&CLUB SHANTI
JP250(N) 大和田亮介
予選:1位(1位)決勝:2位(1位)

SKY by SHANTI ST250S 谷口弘
予選:29位(9位)決勝:クラス9位

全日本ロードレース選手権の最終戦が開催されていた同日。ツインリンクもてぎで行われていたもてぎロードレース選手権第4戦。こちらも最終戦となった。チーム本隊は九州にいたのでチーム総出で地方選手権を戦ってきました。鈴木選手はチャンピオンも可能性がある大事なレースとなり、小林選手と谷口選手は更なるレベルアップのために。そして今回おジョイントした大和田選手は初のもてぎでのレースとなりました。
九州では台風が過ぎていきましたが関東はこの日にほぼ直撃。大雨の中のレースのようでした。鈴木選手はアタックの際に4コーナーで転倒してしまい・・・大和田選手も予選1番手をキープしていましたがビクトリーコーナー進入で激しく転倒。小林選手は初めての雨の予選一桁で頑張っていました。
鈴木選手は軽傷かと思われましたがエンジン/電気系トラブルが解消されずなんとリタイヤ・・・。スタート前チェックに間に合わなかったようです。出来る限り遠く九州から復旧方法を模索しましたが残念でした。一方の大和田選手のマシンは大破。フロント周りのダメージが酷かったですが、最後まで諦めずに復旧し、こちらは電気系・エンジンのトラブルが無かったため出走。満身創痍のマシンで総合2位クラス1位でもてぎ初参戦初優勝を成し遂げてくれました。小林選手も初めての雨のレース頑張ったようですが、経験不足があり少し下げてしまいましたね。
チーム力が如何に大事かという事を思い知ったレースとなり、本隊がいない時に限ってこのような状況に・・・。とても私としても悔しいです。大和田選手の頑張りは非常に嬉しく思います。その後マシンを見ましたが・・・ダメですね。

谷口選手も練習の時のタイムが出ず、本番でのパフォーマンスが課題となり悔しいレースのようでした。それぞれ色々な思いがあって臨んだ最終戦ですが・・・全員不完全燃焼のようですね。鈴鹿・・・いきますか?笑

全日本ロードレース選手権第7戦AP

2021全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦
大分県 オートポリス
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:2位(2位)
決勝:2位(2位)


全日本ロードレース選手権も最終戦となり、九州のオートポリスにて9月に終わるという例年には無いレーススケジュールになりました。昨年はポールポジションも獲ったサーキットで初日から非常に良い感触でいきたいところでしたが、台風の接近に伴い二日目はウェットコンディションになるなど、またしてもウイークの雨。ウェットの微妙なコンディションは見送り、ドライでの走行を見据えてセットアップも進みましたが、トラブルもありエンジンを載せ替える等で岡山同様に今一つ噛み合わない。
予選はドライと思っていたが、またしてもウェットコンディション。徐々に乾く寸前のところで数台ドライタイヤもいたが、レインタイヤで終始タイムアタック。トップタイムを記録していたが終盤に逆転され、2番手に落ちるが最後のアタック・・・といったところでタイヤの消耗が早く結果的に2番手で終えた。
APはトップグループが数台になると予想していたが・・・。決勝はスタートし、いきなり龍之介と2台のマッチレースの展開へ。ドライで詰めたセットやファイナル等も悪く無いようでしたが、5速のポイントでどうしてもノッキングのような症状に悩まされていた。ピットで見ているこちらは全くわからなかったが、コーナーごとに順位を入れ替えるレース展開はJP250クラスの楽しいところでもある。どちらが勝ってもおかしくなかったレースでしたが、ラストラップは2番手で1コーナーに侵入。抜きどころの難しいAPのコースで最後の登りセクションの時点で2番手。残るは最終コーナー・・・。
龍之介も全力を出し切ってくれましたが、0.01秒差で2位で終えました。実はこの後、一応写真判定も見させてもらったが完全び負けていた。もう半歩何かが足りない。マシンなのかなんなのか?しっかりと反省を踏まえて来シーズンに臨みたいと思っています。これで今年もシリーズランキングは2位。チャンピオンを期待したが序盤戦の東日本での3位などが響いてしまった。これもレースだし、またこれがモチベーションになると思う。
一年間、応援ありがとうございました!!

全日本ロードレース選手権第6戦岡山国際サーキット

2021全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦
岡山県 岡山国際サーキット
MFJ CUP JP250(INT)

ENDLESS TEAM SHANTI
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:8位(3位)
決勝:20位(9位)


全日本ロードレース選手権も最後の西日本戦が始まった。コロナの影響でこのレースが行われる岡山県も緊急事態宣言が出されており、非常に難しい開催となりました。TEAM SHANTIも岡山では細心の注意を払い、コロナ対策を行いレース参戦して参りました。 岡山国際サーキットは実はJP250クラスでレースをした経験が無い。ドライでは昨年に1日だけ(台風で中止になった前日のスポーツ走行)走った事があるだけだった。雨の影響もあり初日からウェットコンディションでの走行となったが、ピンと来るものが何一つなかった。ウェットのマシンセットは昨年に比べると非常に進んでおり、ライダーの龍之介も徐々に対応して来ているのだが岡山の雨、そしてコースにはイマイチしっくりこない。
そんな状況で予選もウェットコンディション。序盤はペースが上がり上位に入っていたが、徐々に路面を良くなるコンディションに周りもタイムを上げてきた。龍之介は徐々に後退し、タイムも上がらず8番手と今季ワースト。
そんな中で決勝の予想はドライコンディションとなった。チームはほぼ初めてのドライでの走行を想定してありとあらゆる事を模索しました。・・・がそんなに甘くは無く。
決勝レースがスタートし、序盤からトップグループに付いていけない。トップグループの後ろで単独で走っていたが、徐々に後続に追いつかれ飲まれてしまう。そして抜かれた龍之介はストレートエンドのヘアピンで接触転倒。なんとか再スタートしてゴールしたが総合20位とこちらも今シーズンワーストとなってしまった。岡山は終始噛み合わず、チャンピオン争いもこれで終わり。近年稀にみる苦しいレースでした。
次は早くも最終戦、九州オートポリス。しっかりと勝ちたいところ。