レース
RACE INFORMATION/JRR SUZUKA MFJ CUP JP250
ライコランド東雲様においては「スポンサー」という位置付けではなく、互いにオートバイを通じてモータースポーツを盛り上げるべく「コラボレーション」チームとしての参戦であり、今後このレース参戦を通じて多くの皆様にモータースポーツの楽しみを体感していただこうという趣旨がございます。
ライダーは関野海斗。全日本を引退して4年ぶりのレース復帰となりますが、このプロジェクトが動き出してから多くの皆さんのご協力を得てチーム/ライダー一体となって準備を進めて参ります。
余談ですが、関野がロードレースデビューした2012年筑波選手権に私も参戦しており同じレースを戦った過去があります。私の目の前で転倒していきましたが・・・。これも何かの縁であり今回のプロジェクトは不思議な感覚でもあります。
皆様に楽しんでいただけるよう、そして微力ながら業界の発展に貢献できるよう取り組んで参ります。
応援よろしくお願いいたします。
チーム代表 風晴大翼
もてぎロードレース選手権第1戦
ST600(INT)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平
予選:16位(13位) 決勝:11位(INT)
JP250(NAT)
TEAM SHANTI
小林元
予選:16位(11位) 決勝:13位(NAT)
もてぎロードレース選手権が開幕しました♪今年はチーム的には筑波と分散し、また怪我人のため開幕戦は2台。
金曜の特別スポーツ走行を終えて、ST600の小野崎選手はブレーキの問題が解決せず土曜の朝フリーまで引きずってしまいました。それでも決勝レースはフィーリングの違うマシンで気迫の走りを見せてくれました。
JP250の小林選手は昨年の開幕戦以来のレースとなってしまい、1年ぶりの完走という事になりましたが、現行のCBR250RR+aRacerのセットアップが進み非常に良い仕上がりのマシンになりました。下位でしたがマシンの速さはトップグループと遜色なかったと思っています笑
第2戦は7月と少し間が開きますので、またしっかりと準備して良い結果を残せるように、今年もチーム一丸で頑張ります♪
鈴鹿ロードレース選手権最終戦NGK杯
ST600(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平(N)
予選:24位 決勝:DNF
もてぎロードレース選手権のチャンピオンを獲得した小野崎選手が鈴鹿のレースに初挑戦。数回のテストを重ねて臨みましたが、そのウィーク前のテストで手首を負傷(転倒では無い)しその影響もあり予選はベストタイムに及ばない結果となってしまいました。
冬の寒さがきつい土曜日と変わり、日曜は穏やかな冬晴れとなり絶好のレース日和。前日の走行後にも病院を受診し、なんとかレースを走り切ろうとライダーも必死で戦いました。
決勝がスタートし、今シーズン一番のスタートダッシュで3周完了までにはTOP10下の圏内も視野に入りましたが、セクター3.4で急激にタイムがダウン。ブレーキングで手首が戻らなくなり危険と判断してのリタイヤとなりました。しかしながら鈴鹿でのレースで得た物は非常に大きく、来シーズンへポジティブなイメージで終える事ができたと小野崎選手も手応えを感じました。
TEAM SHANTIの2023年の全レーススケジュールが終わり、また来シーズンに向けて準備を進めます。多くのことが変わりそうなシーズンとなる予感がしますが、モータースポーツ活動はまだまだ続きます!!
もてぎロードレース選手権第4戦
ST600(INT/N)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平(N)
予選:8位(4位) 決勝:3位(NAT) シリーズチャンピオン
JP250(N)
SHANTI&WizーKworks
酒巻靖史
予選:5位 決勝:5位
ST250T 谷口弘 予選14位(6位) 決勝6位
ST250T 大谷聡 予選11位(4位) 決勝5位
もてぎロードレース選手権も最終戦となりました。ランキング1位で臨んだST600の小野崎選手は不安定な天候に翻弄されましたが、予選ではベストを更新し決勝は手堅いレース展開にて3位表彰台を獲得し見事シリーズチャンピオンを獲得致しました。
同日に開催されたST250Tの大谷/谷口両選手は予選にてアウトラップで大雨に見舞われ、ピットインしてレインタイヤへ交換。その後土砂降りの中タイムアタック。久しぶりの雨のレースとなってしまいましたが、無事に完走しました。最終戦でのベストの更新を期待していましたがこちらも天気に振り回されてしまいましたね。
日曜は当チームはJP250クラスから酒巻選手が参戦。車体とタイヤを大きく変えて、JP250クラスでのベストを更新する走りを見せてくれましたがもう一歩足りず。来シーズンの課題となってしまいました。それでもJP250クラスは台数が少ない中、私としてはまだまだ可能性のあるクラスだと思っています。
1年間シーズンを無事に終了して安堵しております。次戦は鈴鹿NGK杯に小野崎選手が参戦致します。最後までしっかりと走り切りたいですね!!
もてぎロードレース選手権第3戦
ST600(INT/N)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平(N)
予選:5位(2位) 決勝:2位(NAT)
鈴木洋一郎(INT)
予選:13位(5位) 決勝:6位(INT)
JP250(N)
SHANTI&WizーKworks
酒巻靖史
予選:5位 決勝:4位
ST250T 谷口弘 予選9位 決勝9位
もてぎロードレース選手権も後半戦が始まりました。今回は昨年JP250クラスにてランキング2位の鈴木選手が国際に昇格して初のST600レース。シェイクダウンを含めて今回のレースがCBR600RRを乗るのが3回目。それでも1秒台を記録したりなどポテンシャルの高さを見せてくれました。
ST600クラスは前回優勝を飾った小野崎選手が自己ベストを更新し、決勝もトップ争いを繰り広げましたが赤旗にて終了となり2位という結果に。そして鈴木選手は初めてのST600に慣れる事を重視して少しペースが遅くなってしまいましたが6位で無事にフィニッシュしました。
JP250の酒巻選手は中々タイヤの変更に伴い苦戦していますが、徐々にポジティブとなってきていますが少し出遅れている感じが否めません。もう少し車体を含めて煮詰めていこうと思います。レースはなんと・・・他社のフライングにつられてしまいこちらもジャンプスタート。3位争いを展開していただけに悔しいですが、ライドスルーを消化して怒涛の追い上げで3位の後方にまた迫ります。しかしあと1周あればといったところで4位フィニッシュとなりました。
ST250Tの谷口選手は特別スポーツ走行から前回のタイムに届かず。苦戦している状態でした。サスやECUなど色々と試してみましたがおそらくタイヤの銘柄変更によるアジャストし切れなかったのだと思います。これは少し課題で、全てのタイヤが同じようなセットになることはなく、基本的なベースも出来ていないままだとライディングも変わってきます。これが時間的に難しかったですね。次回は見直しましょう。
今回は2台所用で参戦出来ませんでしたが、最終戦は全6台にて上位を目指して頑張ります!!
もてぎロードレース選手権第2戦
ST600(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平
予選:4位(2位) 決勝:1位(NAT)
ST250T 大谷聡 予選5位 決勝6位
ST250T 谷口弘 予選6位 決勝9位
今年は地方選手権のみの参戦となっていますが、もてぎロードレース選手権もすでに折り返し。梅雨時期となって金曜日のフリー走行は雨で大した確認もできずに終わってしまった。ST600の小野崎車は事前にフロントフォークトラブルが解決できる時間が取れたので結果オーライということもあり。
そして今回は6台体制での参戦予定だったが、急遽諸事情も重なりに重なってしまって3台のみ。土曜のみのレースとなりました。
ST600は小野崎選手が自己ベストを更新する気迫を見せて2列目4番グリッドから総合4位、ナショナルクラス初優勝を遂げました。TEAM SHANTIは2018年のもてぎ,筑波以来の5年ぶりのST600クラスの優勝。そしてその18年の優勝したライダーも現地にいたというチーム代表の私にとっては非常に感極まる1日になりました。
ST250Tに参戦した2台も自己ベストを更新する走りをみせてくれましたが、前回表彰台に上がった大谷選手はスタートで出遅れてしまい、巻き返すのに時間がかかってしまい今回はオアズケ・・・。谷口選手も自己ベストを更新していましたが、レース後半に失速。悔しいレースとなりました。
もてぎ地方選手権は後半戦に向けて、またしっかりと準備していきたいと思います♪
もてぎロードレース選手権第1戦
ST600(N)
ENDLESS TEAM SHANTI
小野崎耕平
予選:23位(6位) 決勝:5位(NAT)
JP250(N)
TEAM SHANTI
酒巻靖史
予選:13位(11)位 決勝:8位(NAT)
小林元
予選:計測できず 決勝:リタイヤ
ST250T 大谷聡 予選2位 決勝2位
ST250T 谷口弘 予選3位 決勝6位
もてぎロードレース選手権が開幕。木曜日の走行で2台がクラッシュしたもののなんとか金曜日の走行に間に合わせて全車特別スポーツ走行を終えました。迎えた土曜日はなんと大雨、そして気温4度と冷たい雨の過酷なコンディションに。JP250クラスが行われましたが、予選の計測1周目にて小林が転倒し激しくマシンがクラッシュしそのまま決勝はリタイヤとなってしまいました。また、レインコンディションの中で酒巻はグリップ不足を回復するために時間がかかり予選は沈んでしまいました。
迎えた決勝レースも非常に悪いコンディションの中で、完走するのがやっととなり、結果的には非常に悔しいものとなりました。
翌日曜は晴天で天候にも恵まれ、ST600の小野崎とST250Tに大谷と谷口が参戦。ST600はフロントの問題が解消せずにスポーツ走行の勢いがなくこちらも下位に沈んでしまいました。決勝も出遅れましたが、挽回するのに時間を要してしまい、クラス5位。
ST250Tは大谷、谷口が自己ベストを更新する走りをみせてクラス2.3位の予選結果に。決勝も2位争いのグループを大谷が引っ張る形になり、最後はなんとか制して初めての自力表彰台2位を獲得しました。
TEAM SHANTIとして、今年は全日本参戦が無い中で地方選手権に力を入れておりましたが、なんとも噛み合わないレースとなってしまいました。次戦までにしっかり用意して各ライダーしっかりと結果に繋げたく思います。
[Release]Motor Sports Section/レーサーメンテナンスの一般受注を開始。
2014年より参戦しております全日本ロードレース選手権をはじめ、2022年シーズンにおける全日本ロードレース選手権併催MFJ CUP JP250(INT)シリーズチャンピオンを獲得した実績と経験値から地方選手権/全日本選手権への参戦マシンそして一般サーキットユーザー向けにサービスを展開して参ります。
ロードコースを走るマシンについて車種/メーカー/排気量は問わず、エンジン/車体において全てのアプローチに対してご対応させて頂きます。また、昨今のレーシングマシンの進化に伴いECUセッティングのサポートを含めたトータルでのサービス展開を致します。
特に、当社が長年の実績から得意とするJP250/ST250/CBR250R DREAM CUPをはじめとした250ccプロダクションマシンに関しては実績からエンジン/サスペンション/車体に関連した全てのターゲットにおいてユーザーの皆様に満足頂けるようにアシストさせて頂きます。
また、もてぎロードレース選手権で人気を得ているBMW G310Rのエンジンメンテナンスもご対応可能です。
エンジンO/H他お気軽にお問合せ下さい。公式LINEからも可能です。
[メンテナンスメニュー]
エンジンO/H
※メーカー排気量問わず
サスペンションO/H
車体メンテナンス
※マシン持ち込みOK
[サポートメニュー]
ECUセットアップサポート
サーキットレーシングサービス
※エンジニア派遣による現地セットアップサービス
鈴鹿サンデーロードレース選手権 鈴鹿NGK杯
鈴鹿サンデーロード選手権最終戦
JP250(NAT)
Jr.TEAM SHANTI
田中 啓介
予選:8位(6位) 決勝:DNF
今年はジュニアチームの集大成として鈴鹿NGK杯に参戦して参りました。練習日が雨が続き、ドライでの鈴鹿走行はほとんど未経験となってしまいましたが、このレースウィークにてしっかりと積める事が出来ました。来シーズン以降のキャリアを考え鈴鹿サーキットでのレースは必須とし、もてぎ/筑波以外のテクニカルなコース経験を積むべく課題を持って取り組みました。
予選は目標としていた31秒台に乗せる事は出来ませんでしたが、オンボード/ロガー解析からしっかりと課題を持って田中自身の経験値を大幅に増やすべく様々な方向からシミュレーションし決勝に臨みます。
雨の予報が出ていましたが、朝方はなんとドライコンディションとなりレインセットから急遽ドライへ戻す作業を行いたまに小雨がパラつく中ドライコンディションでの決勝レース。スタートで少し出遅れた田中は3番手グループに飲み込まれ、少し前に出るのが遅れます。その後抜け出し、表彰台争いをしているセカンドグループに僅かながらも徐々に追いついていきます。しかし途中、バックマーカーに逆バンクで阻まれ、差が開いてしまった翌周に武蔵シケインにて転倒。DNFとなりました。焦りからか少しペースが乱れ、自身のライディングを見失ってしまった部分もあります。国内レースは特にレース数が少ないため、決勝での転倒はシリーズに大きく影響が出ます。今年は非常にレースウィーク中の転倒が多かった田中はこの事をしっかりと踏まえ経験値として来シーズンの糧にしてもらいたいと思っております。
このレースにてTEAM SHANTIの全てのレーススケジュールを終える事が出来ました。多くの皆さんに支えられ感謝しております。ありがとうございました!
全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 鈴鹿[シリーズチャンピオン!!]
三重県 鈴鹿サーキット
MFJ CUP JP250(INT)
ENDLESS TEAM SHANTI JP
中村龍之介/HONDA CBR250RR
予選:–位(–位)
決勝:4位(4位)
年間ランキング1位 2022シリーズチャンピオン
全日本ロードレース選手権第8戦鈴鹿サーキット。シリーズチャンピオンがかかったランキングトップで迎えた最終戦となりました。昨年は優勝したこの鈴鹿サーキットにて今年は違う形で望む事となり、少し浮き足立つ感じもありましたが、私達が心がけたのは「いつも通り」。いつも通り「勝つ」ことだけを考えて取り組んだこのレースウィークでした。ウィークに入り中村は「いつも通り」淡々と単独でのマシンセットアップに励みしっかりとアベレージを刻んでいきます。
迎えた予選。龍之介は単独でアタックする事と判断しましたが、なんと計測1周目に武蔵シケインにて転倒、ピットには自力で戻ってはこれましたがフロントのマスターシリンダーの損傷が激しく走行を諦めました。どうやらフロントブレーキ周りのトラブルらしく同日決勝ですので、フロントブレーキ周りはキャリパー以外をすぐさま全て交換しましたが、ハッキリとした原因特定には至らず不安の残る事に。レースは嘆願書が受理され、最後尾スタート。現在ランキング2位の選手とは9ポイント差はありましたが決して諦めませんでした。
決勝レースがスタート。スタートを決め恐らく1コーナーまでに10台は抜いて1周目は15番手付近まで一気にジャンプアップ。1周ごとに前だけを向いて必死に前の集団を追いかけます。自力で詰めてきたウィークの車体は単独でも龍之介の手足となり、トップグループは逃げてしまいましたが総合4番手よりも速いタイムで前方の車両を抜きながら詰めて行きます。そしてラスト2周で想像もしていなかった現ランキング2位の後ろを捉え、西ストレートで前に出ます。そのまま引き離し、総合5位INT4位でフィニッシュ。文句なしのシリーズチャンピオンを獲得する事が出来ました。
ここまでシリーズは2年連続の2位でチャンピオンが取れないと・・・中々難しいシーズンを通してきましたが、開幕戦ノーポイントからようやくチャンピオンをとる事が出来ました。
多くの皆様に支えられ、非常に苦しいシーズンでしたが深く感謝しております。
ありがとうございました!!
ENDLESS TEAM SHANTI
代表 風晴大翼